東京北青山のITOCHU SDGs STUDIOにて、SDGsがテーマのアート・インスタレーションを展開する「ITOCHU SDGs STUDIO DOME」。様々なアーティスト・クリエイター、SDGsに関わる活動に取り組む企業・団体・個人とコラボレートし、アート体験を通じて、SDGsに出会うきっかけを提供している。
第三弾は「願う世界へ」をテーマに、7月19日(水)より展示中。新たなアーティストを迎え、サステナブルな新素材を使用したジャイアントペーパーフラワーアートを公開している。展示期間は、9月上旬までの予定。
第三弾「願う世界へ」はひまわりがモチーフ
第三弾には、新たにジャイアントフラワーアーティストのMEGU氏を迎え、雲一つない青空と輝く太陽に向かって茎をのばすひまわりをモチーフにした、夏にぴったりのアート作品が完成した。
テーマは「願う世界へ」。人々の想像力が自由に花開く可能性、輝かしい未来が待っていることを願って制作された。
純白のひまわり畑は、管理された森林由来のパルプを主原料とし、しなやかで強度を持ちながらも紙としてのリサイクルが可能なPaptic素材を使用し製作されている。
また、白いひまわりはまっさらなキャンバスとして、ペインティングワークショップで子どもたちの手によってカラフルに彩られる。一人一人の思いや夢が表現された色とりどりのひまわりは、個々の多様性や独自性を反映し、また違った輝きを放つ作品に生まれ変わっていく。
ジャイアントフラワーアーティストMEGU氏
ジャイアントフラワーアーティスト・空間デザイナーのMEGU氏は、生花のプロフェッショナルとして市場での買付け、1日100組を超す店頭での販売、商業施設の活け込み等、ブライダル装飾や空間デザインの分野で活動。
出産を機に新たな表現方法を追求し、生花や華道の伝統や美学を根底にした「花」を「紙」で創作する新たなプロジェクトを立ち上げる。実物の生花の大きさや表現にとらわれないジャイアントフラワーというジャンルを開拓し、2015年にPETAL Design(ペタルデザイン)を設立。既存の世界観にとらわれず、自由な発想と多様な手法でアート作品や空間装飾のデザインと制作を行う。
ひまわりをペイントし再び展示
「ITOCHU SDGs STUDIO DOME」第三弾の「願う世界へ」で展示されている純白のひまわりを子どもたちがペイントするワークショップは、8月6日(日)に開催。ペイントされたひまわりはDOMEに再び展示され、新たな作品へと生まれ変わる。なお、こちらのワークショップは、現時点で満席につき予約終了となっている。
光り輝く純白のひまわり畑がペイントされ、表情を変える様子を楽しもう。
■ITOCHU SDGs STUDIO
住所:東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden
第三弾「願う世界へ」詳細:https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/sdgs/20230720.html
(佐藤 ひより)