御嶽スキー場を運営する「シシ」が、クラウドファンディングサイト・READYFORにて、8月4日(金)~31日(木)23:00の期間、老朽化した施設・設備を改修するためのプロジェクトを実施中だ。
ここ10数年で利用者が激減
最盛期には、リフトの数、コースの種類も豊富で、ゴンドラを所有する日本有数の大規模スキー場であった、御嶽スキー場。しかしここ10数年の間で、ゲレンデの縮小、それに伴うリフトの廃止、施設の閉館、ゴンドラの廃止が続き、近年は3万人前後の利用者にとどまる元気のないスキー場になってしまった。
本当の意味で“御嶽再復興”を果たす
その後、“時代が流れ、変わり果てたスキー場にもう一度輝きと魅力、地域を支えていく力を取り戻したい”という想いで、2021年より新たな指定管理者として「シシ」が就任。スキー場支配人に、スキー場創設時の村長の孫である家高里加子氏を迎え、御嶽の再復興を目指して動き始めた。
閉鎖された「チャンピオンゲレンデ」を復活させたり、2輪車ライダー向けライディングギアを企画製造販売する企業「クシタニ」とタイアップしたりして、グリーンシーズンのゲレンデを活用した「オンタケ エクスプローラー パーク」を開業。そして、この素晴らしいスキー場の魅力を利用者に最大限伝えるため、本当の意味で“御嶽再復興”を果たすためには、施設・設備の一新を図り、新たな魅力や、誰でも気軽に使ってもらうための設備が必要だと考えた。
クラウドファンディングに挑戦中
そこで今回、クラウドファンディングに挑戦。リターンの一例として「CF限定『御嶽再復興』オリジナルロゴステッカー+Tシャツセット」や、「スキー場で毎年シーズン初めに行う祈願祭でお名前を読み上げる・祈願祭ご招待」、「木島板工房CF限定モデル:オリジナルスノーボード」がある。
支援された資金は、老朽化した設備・施設の改修や、ロッジ三笠に銭湯および簡易宿泊できる機能の追加に使用される。
また、スキー場だけでなく、ツーリングやトラベラーの宿泊、登山や高地合宿地としても利用できる“オールシーズン化”を推進。
御嶽山登山の帰りに汗を流せるよう、「三笠の湯」は、日帰り入浴も楽しめるようになる予定だ。
御嶽スキー場上段駐車場を開放
他にも、天体写真撮影や天体観測に最適な「天体観測専用サイト」として、御嶽スキー場上段駐車場を開放。オープンイベントとして、8月25日(金)~27日(日)は無料解放される。
最新情報は、各種SNSで配信中。この機会に、御嶽スキー場を盛り上げるクラウドファンディングに参加してみては。
■御嶽スキー場
住所:長野県木曽郡王滝村3162
HP:http://www.ontakeskijo.com/
Instagram:https://instagram.com/ontakeskijo?r=nametag
Twitter:https://twitter.com/ontakeskijo/
READYFOR:https://readyfor.jp/
プロジェクト名:#御嶽スキー場再復興プロジェクト |愛される「おんたけ」をともに。
(佐藤ゆり)