Miyu氏は日本ガイシスポーツプラザにて8月10日(木)、名古屋市立の高校ダンス部を対象とした合同ワークショップにボランティアで参加し、約120名のダンス部員に世界レベルのダンスを指導した。
同氏はワールドチャンピオンの称号を持つ世界的ダンサーで、「TikTok Award 2022」の受賞や人気TV番組「アナザースカイ」出演などで知名度が急上昇中だ。
世界的ダンサーのMiyu氏が高校生にダンス指導
今回のワークショップは、名古屋市教育委員会管轄の「名古屋市高等学校部活動指導者研修協議会」が主催し、部活動の指導向上のために開催されたもの。
名古屋市立の西陵高等学校、緑高等学校、名東高等学校、山田高等学校、若宮商業高等学校のダンス部が合同で参加した。企画した若宮商業高等学校ダンス部顧問の三好教諭は、昔からSNSを通じてMiyu氏の活躍に注目していたことから、ダンス指導をオファー。
Miyu氏は兼ねてから、ダンスの楽しさをより多くの人に知ってほしい、ハウスダンスをもっと広めたいという想いから、ボランティアで定期的に学生へのダンス指導を行なっており、今回のオファーに対しても快諾。世界中を飛び回って活躍する中、スケジュールを調整し実現に至った。
難易度の高いハウスダンスの練習でも笑顔に
Miyu氏が得意とする「ハウスダンス」は、早いテンポの音楽に合わせて足で音を奏でるようにステップを繰り広げる、ストリートダンスの中でも難易度の高いジャンルで、専門的に練習をしているダンス部は全国でも数少ない。
今回のワークショップでも、初めてハウスダンスに取り組んだダンス部員が多数だったが、参加5校が入り混じり、ペアで覚えたステップを見せ合ったり、グループごとに一緒にカウントを取りながら練習したりした。学校や学年を越えたダンスによる交流で、笑顔の絶えない練習会となった。
ワークショップの様子はMiyu氏の公式YouTubeで公開
また途中、Miyu氏は振り付けのデモンストレーションを行い、生徒たちからは、世界レベルのダンスを間近で体験した驚きと喜びの大歓声が上がった。
最後に同氏と参加者全員で習った振り付けのビデオ撮影会も行い、大盛況の中でワークショップは終了。参加したダンス部員からは、「テンポが早くて難しかったけれど、とても楽しかった」「Miyuさんのダンスを生で見られて感動しました」との声が聞かれた。
ワークショップの中でMiyu氏は「できないからといって落ち込むのではなく、できないからこそ楽しいと思ってもらえたら」とアドバイス。
さらに練習会後の生徒からの質疑応答では、どうやって活躍のチャンスを手に入れてきたのかを問われると、「とにかく自分から話しかけて、コミュニケーションを取ることが大事。
例え自分のダンスに自信が持てなかったとしても、憧れのダンサーに声をかけて名前を覚えてもらうとか、気にせずに自分から行動することで、必ず次につながる」と自らの経験を交えて、高校生たちにエールを送った。
ワークショップの模様はMiyu氏公式YouTubeで公開されているので、Miyu氏の活動やダンスに興味がある人はチェックしよう。
Miyu氏公式YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=J0bHooI8m8k
(佐藤 ひより)