トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

LOCAL

【北海道中標津町】地域と若者をつなげる、地域創生と人材育成のためのプロジェクト「ミチシロカ」に注目

このエントリーをはてなブックマークに追加


北海道中標津町と中央コンピューターサービス(CCS)は、協力体制のもと、地域創生×人財育成プロジェクト「ミチシロカ」のフィールドワークを、8月28日(月)〜9月1日(金)に開催する。9月1日(金)のフィールドワーク最終日には、13時30分〜16時00分に「ミチシロカ学生成果発表会」を開催する。

「ミチシロカ」について


「ミチシロカ」は、北海道内外の多くの自治体と、大学などの教育機関とのリレーションを有するCCSだからこそ企画できた、地域創生×体験型人財育成プロジェクトだ。


北海道の地元企業であるCCSは、「少子高齢化に伴う人口減少」「地域経済・産業の衰退」「事業者の人手・後継者不足」といった、日本社会全体が直面している、あるいは直面しつつある課題に、30年以上前から最前線で挑戦してきた。

一方、近年学生の考え方や卒業後のキャリアが多様化し、一昔前までの「大多数が都市部で就職する」という定型のみならず、「Uターン・Iターン・Jターン」が選択肢の一つとして一般化している。

こういった流れから、地域社会が挑戦する変革と学生のキャリアの多様化をかけ合わせ、日本全体での地域創生人財の育成を見据えた仕組みを創り出したいとの思いにより、この企画が生まれた。


2023年2月に真狩村で開催したときの様子

参加した学生が、この経験を糧に“らしさ”を発揮し将来活躍することで、地域の力のさらなる向上が見込め、日本全体が活力を増すと同時に、プログラム自体も地域社会の一助になる、そんな欲張りなプロジェクトだ。

学生の主体性に任された自由なプログラム

「ミチシロカ」のフィールドワークでは、「地域づくり特化型PBL(Project-based learning)」と名付けた手法を用いて策定された課題が提示され、参加学生はその課題に向けて、徹底して主体的なフィールドワークを行う。

「ミチシロカ」では、運営側は細かいスケジュールを策定しない。決められているのは初日のキックオフミーティングと、最終日の成果発表のみだ。

それ以外の時間帯はすべて自由行動で、学生たち自らの新鮮な視点で、初めて訪れた地域を見つめ、最終日の成果発表に向けて自由に取り組んでいく。

課題は、それぞれの学生が自らのバックグラウンドや興味のある領域に応じて取り組め、学生たちの多様性をより伸ばすべく、大きなテーマで設定される。

外から来た学生が、どんな視点で何を発見するのか、その視点そのものがフィールドワークを開催する価値の一つだと考えているという。

課題は「みんなが主役になる地域(まち)づくり」

「ミチシロカ」のフィールドワーク第三弾となる中標津町での開催に向けて提示された課題は、「みんなが主役になる地域づくり」。

全国各地から参加学生15名および、昨年度の参加学生の中から選任した学生メンター2名を迎えて実施される。

学生メンターを迎えた理由は、新しい参加学生のサポートの役目ももちろんだが、メンターたち自身の学びのネクストステップとして生かしてもらうのが目的だ。

学生は、現在オンラインで定期的に打ち合わせを行い、企画アイデアを鋭意練り上げている。そして、8月28日(月)〜9月1日(金)の期間に中標津町に集合し、現地でのフィールドワークやディスカッションを行い、フィールドワーク最終日の9月1日(金)に成果発表(プレゼンテーション)を行う。

なお、学生発案のアイデアは、今後の実現を目指して自治体や関係機関と協議される予定だ。


この機会に、「ミチシロカ」の取り組みに注目してみては。

地方創生×体験型教育プログラム「ミチシロカ in 北海道中標津町 学生成果発表会」チケット:https://michishiloca-nakashibetsu.peatix.com/

(yukari)

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事