長野県御代田町のgallery fumotoにてスペインのジュエリーブランド「JOAQUIN BERAO(ホアキン・べラオ)」展を8月18日(金)~29日(火)の期間、開催中だ。
工芸を中心に取り扱うギャラリーショップ
昨年10月、写真を主体としたアート複合施設、MMoP(モップ)が御代田町にオープン。gallery fumotoはそのサイト内にある、工芸を中心に取り扱うギャラリーショップだ。
日本の作家を取り上げる機会が多い中、海外ジュエリーブランドにフォーカスする初めての試みとして「JOAQUIN BERAO」が選ばれた。
アート性の高さに定評のある「JOAQUIN BERAO」のジュエリーはミニマルなギャラリーとの親和性も高い。京都の黒谷和紙職人ハタノワタル氏によるテーブルに、ミラーフィニッシュと呼ばれるシルバーが映え、双方が引き立て合う空間が完成。掌にのる彫刻のような存在感のジュエリーを楽しめる。
定番人気のシルバージュエリーを中心に展開
「JOAQUIN BERAO」展では、大胆なデザインのバングルや、
何通りものアレンジが楽しめるネックレス、また昨年発表された新作、LINEA(リネア)コレクションなど、定番人気のシルバージュエリーを中心に展開。
また、緑豊かな御代田町は軽井沢から車・電車(しなの鉄道)でいずれも20分ほど。ちょうどこの時期はMMoP内で浅間国際写真フェスティバル2023も開催中だ。
スペインのジュエリーブランド
「JOAQUIN BERAO」は、デザイナーのホアキン・べラオ氏が手掛けるスペインのジュエリーブランド。
彫刻作品や建築を思い起こさせる圧倒的な造形美と、身に着ける人を引き立たせる主張し過ぎないエレガンス。それらが一体となった個性的なデザインは唯一無二と評されている。
デザインから制作、磨き仕上げまで一貫して、創業以来マドリード自社工房の熟練職人の手作業により行われている。
「JOAQUIN BERAO」は、1989年、ミラノに直営店オープン。日本では1990年から2014年まで展開。4年のブランクを経て、2018年より再上陸。2022年には、新型コロナによるパンデミックで延期されていたデザイナーのキャリア50周年記念イベントを東京・六本木のISETAN SALONEで開催した。
gallery fumotoにて開催中の「JOAQUIN BERAO」展へ足を運んでみては。
■JOAQUIN BERAO展
開催日時:8月18日(金)~29日(火)10:00~17:00※水曜定休
場所:gallery fumoto
住所:⻑野県北佐久郡御代田町大字馬瀬口1794-1 MMoP内
gallery fumoto公式サイト:https://www.galleryfumoto.com/
(角谷良平)