文学の街・松山のラジオ局、FM愛媛が放送している、日本語と“まじめ”に向きあう対談番組「FM愛媛の“まじめな”コトバプロジェクト コトバノまほう」は、パーソナリティに愛媛県出身のショートショート作家・田丸雅智さんを起用し、様々なゲストとともに日本語が持つ魅力や可能性について考えている。

8月27日(日)の放送では、女優の中嶋朋子さんをゲストに迎えて放送する。

田丸さんと中嶋さんのエピソード

2人の縁は、中嶋さんのラジオ番組に田丸さんがゲスト出演し、中嶋さんが田丸さんの作品を朗読したことからスタートした。その後、田丸さんの作品で、好きな芸能人をモチーフにしたエッセー風ノンフィクション集『芸能人ショートショート・コレクション』に中嶋さんが登場するなど、2人はとても親しい間柄だ。

中嶋朋子さんプロフィール

1981年からのドラマ『北の国から』で22年間、蛍役を務めた中嶋朋子さん。その後、映画、舞台へと活動の場を広げ、唯一無二の存在感で、国内外の演出家からの熱い信頼を得る。俳優業のほかに、ナレーションや朗読、執筆活動においても、そのみずみずしい感性で根強いファンを持つ。『ヘンリー六世』では、第44回紀伊国屋演劇賞個人賞、第17回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞した。

今後も出演作品が続々と予定されており、鵜山仁さん演出によるシェイクスピア、ダークコメディ交互上演『尺には尺を/終わりよければすべてよし』が新国立劇場で10月、11月に上演予定。成田洋一監督の映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が12月に公開予定。さらに、自身がプロデュースする朗読企画、リーディングイマジネーション「カミサマ ノ 本棚」を2024年3月に上演予定だ。

番組の感想やゲストのリクエストも募集中

「FM愛媛の“まじめな”コトバプロジェクト コトバノまほう」は、FM愛媛で放送されるほか、放送後1週間はradikoで聴くことができる。また、ラジオクラウドでは番組スタッフによるアフタートークを、有料コンテンツの「audiobook.jp」ではノーカット版を楽しめる。番組の感想やゲストのリクエストなどは、X(旧Twitter)で随時募集中。「#コトバノまほう」を付けてポストしよう。

「FM愛媛の“まじめな”コトバプロジェクト コトバノまほう」を通して、田丸雅智さんと一緒に、日本語の新たな魅力を発見してみては。

■FM愛媛の“まじめな”コトバプロジェクト コトバノまほう
放送日：毎月最終日曜日7:00～7:30
詳細：https://www.joeufm.co.jp/kotoba/

(ソルトピーチ)