アートのサブスクリプションサービス「Casie(かしえ)」を運営するCasieと、新ビジネス・新産業創出に繋がる様々な活動を行う京都リサーチパーク(KRP)は、京都市にあるサイエンスパーク・KRP地区内の共用部にて京都市内の街並みを表現するアート作品の常設展示を7月21日(金)より開始している。

京都市内3箇所の色をモチーフにした展示

同プロジェクトは、「表現者と未来の市場を切り拓く」をミッションとして掲げるCasieが、オフィス・ラボ賃貸、貸会議室に加え、起業家育成、オープンイノベーション支援、セミナー・交流イベントを開催しているKRPと京都を盛り上げていきたいという思いで合致し、「日常とアートの新しい関わり方」を試行する取り組みとして実現した。

同展示では、「京都の色をアートで抽出」をテーマに、梅小路エリアを代表する「京都水族館」、

「梅小路公園」、

「中央市場」の3箇所の色をモチーフにした展示を行っている。

展示場所は、KRP4号館1F、6号館3F、6号館4F。展示しているアート作品の色に重点を置いて観ることで街の魅力の再発見に繋がることや、KRP地区で働く研究者やビジネスパーソンの感性を刺激し、着想が拡がったり、絵画を中心に社内外のコミュニケーションがより活性化し、イノベーションが創発されるきっかけになればとの思いが込められている。

今後は、他の展示場所へも展開を予定しているほか、アーティストと鑑賞者が交流できるイベントなども計画しているという。展示内容や作品は、適時、入れ替わる。

プロジェクトの特徴

展示されている約15点の作品は、すべてサブスクリプションによるレンタルや購入が可能。

会場には作品ごとにQRコードが用意されており、気に入ったアーティストや作品の情報を読み取るとその場で気軽にレンタルすることができる。レンタル料金や購入金額の一部は、アーティストへ直接還元される仕組みとなっている。

アートイベント「ONE DAY」も開催

9月20日(水)10:00～20:00には、「ONE DAY｜KRPつながるギャラリー by Casié Vol.1」を開催する。

ONE DAYは、アートという存在がグッと近くなる体験を提供するアートイベント。KRP西地区の10号館1FにあるGOCONC(カフェ)に朝10時から作品を展示し、カフェやランチと共に作品を楽しめる時間を提供する。

18:30～20:00の夜の部では、タニグチカナコ氏、稲垣尚毅氏2名の若手アーティストをゲストとして招き、「アートがきっと身近な存在になる」をテーマに、アーティストのリアルな気持ちや環境についてトークセッションを行ったあと、交流会を実施する。

トークイベント＆交流会は事前予約制となっているので、参加希望者は専用ページより予約を。

常設展示と共に、「ONE DAY｜KRPつながるギャラリー by Casié Vol.1」をチェックしてみては。

KRP公式サイト：https://www.krp.co.jp/
Casie公式サイト：https://casie.jp/

■トークイベント＆交流会
開催日時：9月20日(水)18:30～20:00(18:00受付開始)
場所：KRP西地区 10号館1F GOCONC
住所：京都府京都市下京区中堂寺粟田町91番地
予約ページ(Peatix)：https://casie01.peatix.com/

(角谷良平)