ITスタートアップ企業であるMilk.は、12月10日(日)に、「世界を変えようという高い志を持つ若者を発掘する」スタートアップによるスタートアップのためのスタートアップピッチイベント「G-1 スタートアップグランプリ」を開催する。
「G-1 スタートアップグランプリ」で若手起業家を発掘
日本政策金融公庫の総合研究所が、全国の18歳から69歳までを対象に「2022年度起業と起業意識に関する調査」というアンケート調査を実施したところ、「起業に昔は関心があったが今は関心がない」と答えた割合は約14%であり、「起業に関心がある」と答えた人も同じく約14%だった。つまり、起業に関心がある人の半数は時間経過とともに企業をあきらめているということになる。
2022年、日本政策金融公庫が発表した「2021年度新規開業実態調査」によると、起業年齢の平均は43.7歳であり、少子高齢化の流れを受け、この年齢は増加傾向にある。
Milk.はこのような現状を危惧しており、若い人がいち早く起業にチャレンジし、成長できるエコシステムをつくることが日本の急務であると考え、若手起業家を発掘し、認知を高め、成長を促す「きっかけ」をつくることを目的として「G-1 スタートアップグランプリ」を開催することとなった。
小学生から応募可能で最大賞金は50万円
「G-1 スタートアップグランプリ」は、小学生~35歳の起業家もしくは起業志望者を対象として選考を行う。ビジネスアイデアレベルからの応募が可能だ。現役学生はもちろん、学生時代から事業や研究開発を継続している学生以外の人々も対象としている。
優勝者には賞金50万円、2位と3位にもそれぞれ10万円、3万円が授与される。そのほかスポンサー企業による特別賞も用意している。
特別賞受賞者は、渋谷センター街の大型モニターで30秒の動画広告を流すことができる。そのほか、Milk.が主催するハンズオンセミナーの無料受講券などスポンサー企業からの特典を用意する。
選考はオンラインシステムによる視聴者および参加者の投票形式にて実施。結果は大会中に集計され、表彰式も行われる。
MCは、石原裕次郎氏のものまね芸人でおなじみのゆうたろう氏。さらに10組のファイナリストによるプレゼンテーション終了後の集計時間には、お笑い芸人3組によるお笑いステージも予定されている。
「YARD」プロジェクトも進行中
Milk.では、教育事業の一環として「YARD」プロジェクトを進めている。YARDとは、Youth&Angel’s Revival Plan(若手とエンジェルによる世界復興計画)という言葉の略字。ガレージや庭での試行錯誤を経て、子どもが成長するように、たくさんのスタートアップが生まれるような環境をつくっていきたいという願いを込めた名前だ。
このプロジェクトの一環として、毎月のピッチイベント「YARD Meetup」を開催している。約50名規模のイベントをこれまでに約20回ほど開催してきた。
「G-1 スタートアップグランプリ」の登壇者には、「YARD Meetup」での登壇も含め様々な成長のサポートを行っていく。
現地観覧チケットも手に入るクラファンを実施
また現在、優勝賞金等をクラウドファンディングで募集中。現地観覧チケットやスポンサー特典などはなくなり次第終了となるので、気になる人は早めにチェックしてみて。
G-1 スタートアップグランプリ 詳細・応募ページ:https://g1startup.com/
READYFOR:https://readyfor.jp/
プロジェクト名:世界を変える若手起業家を発掘したい
(佐藤 ひより)