ヘアサロン経営、ヘアスタイリング剤・メンズコスメ製品の企画・販売を展開するリップスの代表商品である「リップスヘアー ワックス」シリーズが、「2023年度グッドデザイン賞」を受賞した。
現代における価値観を反映したデザイン性と、環境負荷への配慮と同時に機能性向上を追求したパッケージデザインが高く評価された。
「リップスヘアー ワックス」
「リップスヘアー ワックス」は、全国に展開するヘアサロン「LIPPS hair(リップスヘアー)」のサロンワーク視点から生まれたヘアワックスシリーズ。全9種類を展開している。
「LIPPS hair」で使用するプロツールであると同時に、多様な価値観と社会課題への関心を持つZ世代に共感してらもえる商品であることを目指して、パッケージデザインからヘアワックス剤に至るまでビューティーブランドとしての独自のアイデアとフィロソフィーを反映させたプロダクトとなっている。
環境にも配慮したプロダクト
同商品は、Z世代の多様な価値観を、ほどよい主張と「曖昧さ」と解釈。それを独特なフォルムと淡い色調で表現している。また機能性向上のため、識別しやすいタイポグラフィーや1回転未満で開閉可能なキャップを採用。
さらに環境負荷にも配慮して容器の仕様を細部まで見直し、年間約780kgのプラスチック使用量を削減している。
審査員による評価コメント
「2023年度グッドデザイン賞」の審査員は、「美容室におけるパッケージデザインの多くがピカピカでグロッシーな仕上がりである状況にあって、塗装レスでありながらシンプルなグラフィックデザインとメッセージ性の高いコピーという組み合わせで、Z世代に魅力的な表現に落とし込んでいる点が素晴らしい。パッケージそのものの構造を活用して、プラスチックのパッキンを廃止し、リブを立てることで機能的な蓋の裏側構造を作り込んでいった工夫も好感が持てる。小さい気づきをより良いデザインへと繋いていく努力とそれを魅力として提案していく企業の姿勢を高く評価したい」とコメントしている。
10~20代男性から圧倒的な支持を集めるメンズビューティーブランド
リップスは、サロンとサロンクオリティのプロダクトで10~20代男性から圧倒的な支持を集めるメンズビューティーブランド。全国に28店舗のサロンがあり、年間来店客数は約45万人となっている。ユーザーの生の声とデザイナーのアイデアをディテールにまで活かしたプロダクトを作り、常にニーズを先取りしている。
「リップスヘアー ワックス」の価格は各1,650円(税込)。ヘアサロン「LIPPS hair」「LIPPS」公式ECサイトのほか、Amazon「LIPPS」メーカー公式サイト、ロフト、ハンズ、マツモトキヨシ&ココカラファイン、ドン・キホーテなどで販売されている。
この機会に「リップスヘアー ワックス」を手に取ってみては。
「グッドデザイン賞」受賞ページ:https://www.g-mark.org/gallery/winners/14285
「LIPPS」公式HP:https://lipps.co.jp/
「LIPPS」公式ECサイト:https://lipps-product.com/
(ソルトピーチ)