山口県宇部市では、同市出身の庵野秀明監督が原作・総監督をつとめる人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズにちなんだ企画として、10月6日(金)〜2024年1月8日(月)の期間、「まちじゅうエヴァンゲリオン第3弾」を実施している。
全長7mの「ロンギヌスの槍」やボイスARが出現
今回の「まちじゅうエヴァンゲリオン第3弾」の実施を記念して、高度な鋳造技術を持つUBEグループの宇部スチールが企画、鋳造を行い、エヴァンゲリオンの作中で重要な役割をもつ「ロンギヌスの槍」を全長7m超のサイズで製造し宇部市に寄贈した。
10月6日(金)から同市ときわ公園UBEビエンナーレ彫刻の丘に展示されている。
宇部市の観光スポット10カ所には、エヴァンゲリオンの登場人物・葛城ミサトのオリジナル限定ボイスを聞くことができる「ミサトのまちじゅうボイスAR」が出現。AR読込カメラを起動し、ARを起動するスポットをカメラで読み込むと、声優三石琴乃さんによるオリジナル収録の葛城ミサトボイスを期間限定で楽しめる。
市内38店舗が約80品のコラボメニュー・商品を開発
また、市内の38の飲食店などが趣向を凝らし、地元食材などを使用したエヴァンゲリオンに関連したメニューやコラボ商品を合計約80品開発した。
宇部市北部の郷土料理「ゆうれい寿司」のエヴァバージョン、初号機カラーのサクサク海老フライサンド、宇部牛ヒレとランプを使い初号機と使徒の闘いを表現したワンプレートディッシュ、ウベイモのねっとり感が楽しめる紫色の初号機フラペチーノ、使徒にくりぬいたバターを添えたあんバタァおはぎ、初号機イメージカラーのミックスソフトクリーム、青から薄紫へ色が変化する柚子レモネードなどが登場する。
コラボメニューを注文すると、オリジナルコースターをプレゼント。店によってデザインが異なり、全5種類が用意されている。数に限りがあるので、興味のある人は早めにゲットしよう。
そのほかにも企画やグッズが盛りだくさん
さらに、地元企業などによるコラボ商品も多数販売。
「フレッセラ エヴァの湯(10包入り)」や、
「宇部ビール」、
「山口茶ギフト M-200 エヴァンゲリオンバージョン」などが登場する。
また、市内に限り、JR宇部線と宇部市営バスが1日乗り放題になるエヴァンゲリオンデザインの「1日乗車券」1,100円(税込)を限定販売。
期間限定コラボバスラッピングも登場する。
そのほか、山口宇部空港内もエヴァンゲリオンがジャック。フラッグや垂れ幕などのデザインも一新し、新たな装いで空港に訪れる人々を出迎える。2階出発ロビーにはエヴァンゲリオン初号機の立像を設置。期間限定のポップアップショップも登場し、山口宇部空港でしか購入できない限定グッズも販売する。
駅ではスタンプラリーを実施
JRでは、全8カ所にあるスタンプスポットを巡って専用アプリでポイントを溜めると、9ポイント以上で景品が当たる抽選に参加できるJRスタンプラリーを実施。
景品は、エヴァンゲリオン×JR宇部新川駅 駅名標キーホルダー(1000名)、EVA STOREオリジナル「シン・エヴァンゲリオン劇場版」ポスターアクリルプレート/線路(1名)、フレッセラ入浴剤 エヴァの湯 アソートパック10包入り(3名)などを用意している。
乗車券などを記念に持ち帰りできるエヴァデザインの「使用済み印」や駅スタンプ・台紙もある。
宇部市で繰り広げられる「まちじゅうエヴァンゲリオン第3弾」を楽しんでみては。
まちじゅうエヴァンゲリオン第3弾HP:https://contents-tourism.com/
©️カラー
(山本えり)