劇作家エドワード・オールビーの傑作『動物園物語』が、12月15日(金)~17日(日)の3日間、下北沢 スターダストにて上演される。
エドワード・オールビーのデビュー作
エドワード・オールビーは、『動物園物語』で劇作家デビュー。その後『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』(1962年)が2年間のロングランで大ヒットし、トニー賞最優秀演劇作品賞やニューヨーク・ドラマ批評協会賞を受賞、映画化もされた。さらに『デリケート・バランス』『海の風景』『幸せの背くらべ』で三度ピューリッツァー賞を受賞。
そんなエドワード・オールビーのデビュー作『動物園物語』は、現代社会のコミュニケーションの欠落を描いた斬新な作品として評された。
不条理な世界に巻き込まれた常識人を描く
夏のある日曜日の昼下がり。ニューヨーク市セントラル・パークで読書を楽しむピーターは、見知らぬ男・ジェリーに「動物園へ行ってきたんです」と話しかけられる。その後もジェリーに問われるまま、家族や仕事のことを話してしまうピーターは、やがて饒舌なジェリーに辟易し、遂に…。
『動物園物語』では、不条理な世界に巻き込まれた常識人が描かれている。
若手注目俳優が渾身の二人芝居に挑む
今回、ピーター役を演じるのは、劇団papercraft 第6回公演『Momotaro』や、映画『宇宙人のあいつ』などに出演した牛嶋裕太さん。
ジェリー役を演じるのは、劇団東京乾電池公演『十二人の怒れる男』や、映画『almost people』に出演した諫早幸作さん。
話題作に出演を続ける若手注目俳優の二人が、真っ向勝負で傑作として名高い作品に二人芝居として挑む。
公演詳細
公演スケジュールは、12月15日(金)19:00〜、12月16日(土)13:00〜/17:00〜、12月17日(日)13:00〜/17:00〜の計5公演。前売券3,000円で、残席がある場合のみ当日券3,500円が発売される。
現在、作品キービジュアルと同作をイメージしたティザー予告も公開中だ。
演劇界注目の若手俳優二人が挑む、極限まで張詰めた渾身の二人芝居をお楽しみに!
■チケット購入
カルテットオンライン:https://www.quartet-online.net/ticket/thezoostory
LivePocket:https://t.livepocket.jp/t/yhedt
■ティザー予告:https://www.youtube.com/watch?v=zgkATI4nM3I
■下北沢 スターダスト
住所:東京都世田谷区北沢2-19-10 3F
(佐藤ゆり)