寝具を作りつづけて190余年、京都の寝具メーカーIWATAは、11月12日(日)に開催される「循環フェス」に協賛し、会場内で、古い羽毛ふとんを無料回収する。
再生から循環へ
同社では「作る」→「使う」→「棄てる」という従来の消費の流れではなく、循環型のサイクルを提案している。ダウンは食用のアヒルやガチョウから採れる副産物。保温力が高く、化石燃料に頼らず暖かさを得ることができる自然の贈り物だ。
今回実施するプロジェクトでは、使用されなくなった羽毛ふとんを回収。ダウンを取り出し、カネヨウとの連携で洗浄した後、独自のイオン化技術で清潔度を高め、新たな製品を生みす。
回収対象品は、ダウン率50%以上の羽毛ふとん。複数枚の持ち込みが可能だ。また循環フェス特典として、IWATA直営店で使用できる商品券1,000円を進呈する(※)。
この活動は、IWATAが進める循環型経済システム(サーキューラーエコノミー)に向けた取り組み「RENMENプロジェクト」の一環だ。「季節のうつろいを楽しめる日本を次世代に引き継ぎたい」 IWATAは持続可能な社会の構築に寝具作りの分野で貢献していく。
新しい「循環」のムーブメントを生み出す
「循環フェス」は2022年にスタートした、京都市を中心に若者世代やReuse(リユース)にまつわるプレイヤーとつくる、新しい「循環」のムーブメントを生み出していくイベントだ。
無料で参加できる古着の提供&回収企画「¥0 Market」をはじめ、楽しみながらリユースやリサイクルに触れることができるワークショップや展示、ステージイベントなどの企画のほか、誰もが安心できるこだわりの食材を使ったフードコートもあり、誰でも楽しめるイベントとなっている。
イベントの開催日時は、11月12日(日)10:00~16:00。会場は、梅小路公園 七条入口広場にて。入場は無料。
「シンプル&エコロジカル」がコンセプト
春夏秋冬、4つの季節がめぐる日本。それぞれの季節や地域によって、寝室の環境は変わる。同社は、この変化の激しい日本の風土を考慮しながら、四季を通じて、いつも健康的な眠りを得ることができる寝具を開発している。そのデザインコンセプトは「シンプル&エコロジカル」。数々の特許取得実績とその品質を物語る、IWATAの高機能寝具のベースには、人と環境に対する大きなやさしさと上質感が満ちている。
自然素材の使用、長寿命設計、メンテナンス、リサイクル、アップサイクリング、国産木材・竹材の活用等を通して、後世にかける環境負荷を抑えた持続可能なものづくりに取り組んでいる。
寝具メーカー「IWATA」の取り組みを、この機会にチェックしてみては。
■梅小路公園 七条入口広場
住所:京都府京都市下京区観喜寺町56-3
循環フェス:https://junkan-fes.com/
IWATA:https://www.iozon.co.jp
RENMENプロジェクト:https://iwata-online.com/collections/renmen
※ 1人1回限り
(江崎貴子)