Karmaは12月1日(金)、所沢駅前にIT編集スキル訓練特化の就労移行支援事業所『COCOCARA所沢オフィス』をグランドオープンする。
一般企業への就職を目指す、18~65歳未満の障がいのある人を対象とし、うつ病や発達障がいなどに悩む人々へ就職に必要な知識やスキル向上のためのサポートを行う。
同オフィスは、東京都内にある『池袋オフィス』『板橋オフィス』に次ぐ3番目の拠点となる。
障がい者を取り巻く環境
様々なシーンでオンライン化、在宅化が進んでいる昨今。ITの発展により対面コミュニケーションが減りつつある時代の中、さらに“1人でいる時間”が加速的に増加している。
個人差はあるものの、人間にとって孤独は強いストレス。人との関わりが希薄になることから、孤独を潜在的に感じ、うつ傾向が表れる人も増えているといわれる。
一方で、ADHDやアスペルガー症候群などの発達障がいを持ちながら、様々なビジネスシーンやYouTubeなどで活躍する人が一般に認知されてきており、「自分の傾向」と「発達障がいの特徴」を考える機会につながっているようだ。
また、近年、障がい者の雇用に対する社会的な認識が高まりつつあり、法定雇用率の2.7%を目指し、多くの企業が障がい者の採用に前向きに取り組んでいる。
COCOCARAの特徴
COCOCARAでは、精神障がい・発達障がい・知的障がい・厚生労働省指定難病などを持つ人を対象とし、就労を続けていく上で欠かせない日常生活スキルの習得、求人募集の多い事務職スキルの習得、時代に合ったIT編集スキルの習得を通して、利用者一人ひとりへ幅広い就労先を目指したサポートを行う。
利用者は、日常生活スキルや基礎的事務スキルだけではなく、動画・画像編集やウェブデザイン、ウェブサイトの作成スキルなどが学べる。
障がいの種類や程度に関わらず一人ひとりのニーズに合わせたサポートを実施する個別対応、経験豊富な専門家による就労サポート、就労後の持続的なフォローによる長期的なキャリア形成サポートがCOCOCARAの特徴だ。
オフィスは、緑を基調とした内装に、アロマの香りとヒーリングミュージックを合わせたおしゃれ空間。継続的な一般就労に向け、週5日の通所を目指しつつ、週1日からでも利用可能だ。全ての事業所が最寄り駅から徒歩3分の好立地にある。
COCOCARA所沢オフィスについて
COCOCARA所沢オフィスでは、キャリアカウンセリング、職業訓練、就労先とのマッチングなど、一人ひとりのニーズに合わせてサポートを行う。
利用者は、HTMLやCSSなどのマークアップ言語を使いWebサイトを作成したり、AdobeのIllustratorやPhotoshopを使用しWebデザインを学んだり、Premiere ProやAfter Effectsを使い動画編集を学んだりできる。
また、就活面接や就労シーンに必要なコミュニケーション能力を身につけたり、オンラインツールを用いた在宅トレーニングや面接対策を受けたりも可能だ。
就職活動においては、企業選び、書類、面接までを一貫サポートする。
時代のニーズに合ったスキルを育成し、誰もが今ココカラ挑戦できる場所としてオープンしたCOCOCARAに注目したい。
■就労移行支援事業所 COCOCARA所沢オフィス
住所:埼玉県所沢市くすのき台1丁目10−10 TOSHIビル5F
HP:https://cccara.com/lp/
(Higuchi)