クラウドファンディングサイト・うぶごえが、雑誌『旅と鉄道』と共に、鉄道の課題解決に特化した「旅と鉄道クラウドファンディング」を立ち上げ!11月24日(金)~2024年1月14日(日)23:59の期間、初号案件となるアルピコ交通のクラウドファンディングを実施中だ。
鉄道を守るためにできること
開業から150年を迎える日本の鉄道。コロナ禍による乗客の減少、地方における過疎化やモータリゼーション化により、鉄道事業にも厳しい波が押し寄せており、実際に全国の多くの地域鉄道は赤字に苦しみ、車両や駅舎の維持が難しくなってきていると言われている。
このまま何も行わないと、公共性が高く本来なくしてはならない鉄道や駅、車両が維持できなくなってしまったり、鉄道を利用していた人々、鉄道ファンの思い出が詰まった場所がなくなってしまう状況が加速してしまうかもしれない。そのような状況に対し、鉄道利用者、鉄道ファンの想いとともにクラウドファンディングを通して鉄道各社、鉄道関係事業者、沿線の人々に何か力になれないかと考えた。
継続的な鉄道の課題解決を目指す
そこで、特集記事をはじめ、地域鉄道、鉄道旅行の魅力を伝え続け、鉄道文化を支え続けてきた雑誌『旅と鉄道』と、クラウドファンディングプラットフォーム・うぶごえとが、互いの理念のもと日本の鉄道の課題解決を担いたいという想いが一致し、鉄道の課題解決に特化した「旅と鉄道クラウドファンディング」を立ち上げた。
車両の保存や維持、駅舎の補修、駅や路線の存続、駅を中心とした観光の活性化、廃線の観光活用化、周年イベントなど、寄付だけではなく商品や体験の販売を通して、全国の鉄道事業者および関連事業者、地方自治体や観光事業者、さらには鉄道ファンに対して、幅広い要望に対応できるよう、うぶごえがサポートを行う。
クラウドファンディングでは、新しい挑戦への後押しはもちろんのこと、その場限りの支援で終わるのではなく、継続的な鉄道運営や歴史ある車両や駅舎の保全や再活用、さらには地域経済に活性化をもたらす仕組みづくりに繋げていきたいと考えている。
初号案件はアルピコ交通のプロジェクト
現在、「旅と鉄道クラウドファンディング」の初号案件となるアルピコ交通のクラウドファンディングを実施中。アルピコ交通では2024年3月に20100系電車を1編成新たに導入予定で、そこでこの車両をアルピコ交通のオリジナルキャラクターである“渕東なぎさ”のラッピングをした「2代目なぎさTRAIN」として運行するプロジェクトを実行するため、アルピコ交通初となるクラウドファンディングを行うこととなった。
「旅と鉄道クラウドファンディング」を通して、鉄道の未来を応援してみては。
旅と鉄道クラウドファンディング:https://ubgoe.com/brands/tabitetsu-cf
プロジェクト名:アルピコ交通上高地線に「2代目なぎさTRAIN」を走らせよう プロジェクト
(佐藤ゆり)