Bリーグ2部に所属する熊本ヴォルターズは、昨年に引き続き年末年始に開催されるホームゲーム4試合にて「BLACK VOL FES(ブラック ヴォル フェス)」と題したイベントを開催する。
チケットの一般発売は12月1日(金)12時よりスタート。熊本ヴォルターズ公式LINEの登録者には2階席限定の早割チケットを12月1日(金)~8日(金)の期間で販売する。
“熊本城”の“黒”がモチーフの「BLACK VOL FES」
「BLACK VOL FES」は、熊本を象徴する“熊本城”の“黒”をモチーフにしたイベントだ。
該当の4試合で、胸にイベントロゴ、背面に熊本城のシルエットが入った黒色のTシャツを来場者全員に無料配布し、いつもは赤いスタンドを黒に染めあげ、よりひとつになる空間を演出する。ただし、Tシャツのサイズは選べない。
同イベントの売上の一部は、未だ復興の途中である熊本城復興に寄付される。
昨シーズンは年始の4試合で開催し、合計7,503名が来場。30万円を熊本城復興のために寄付した。
対象試合とチケット情報
今回の「BLACK VOL FES」の対象試合は、12月30日(土)と31日(日)の福島ファイヤーボンズ戦、2024年1月6日(土)と7日(日)のバンビシャス奈良戦の4試合。会場はすべて熊本県立総合体育館だ。
チケットは、該当4試合同時発売で、11月29日(水)12時よりファンクラブ先々行販売、11月30日(木)12時よりファンクラブ先行販売、12月1日(金)12時より一般販売となる。
12月1日(金)12:00~8日(金)23:59の期間は、LINE登録者限定早割チケットとして、2階自由席が30%OFFで販売される。
熊本ヴォルターズのイベントに込める想い
熊本ヴォルターズは2012年に誕生した。クラブの歴史の中でも、2016年の「熊本地震」はチームにとって大きな試練だったという。地震が発生したシーズンは、リーグ戦に復帰することはできず、チームの存続さえ危ぶまれたのだ。
また、「新型コロナウイルス」の影響も大きく受け、入場者数を制限せざるを得ない状況が続き、声を出しての応援もできなくなってしまった。
そんな苦難の中でヴォルターズを支え続けたのは、熊本の人々。その熊本に対して、クラブとして区切りの10年をきっかけに少しずつ恩返しをしながら、これまで以上に熊本と共に歩んでいきたいと考え、昨年第1回目の「BLACK VOL FES」を開催した。
熊本ヴォルターズは、同イベントを通じてファンとよりひとつになり、まだ途中段階である地震からの復興にクラブとして今まで以上に寄与していく。
また、熊本を象徴する「熊本城」は、復興が2050年までかかると言われており、その事実や復興状況を同イベントを通じて少しでも発信できたらと考えている。
「BLACK VOL FES」に参加し、試合を楽しむとともに、熊本城復興への支援にも貢献してみては。
熊本ヴォルターズ URL:https://www.volters.jp/
(Higuchi)