廃棄される花を減らすことを目的にエシカルフラワーの制作・販売を行うethicaは12月4日(月)より、エシカルフラワーで作られた「ボトルツリー」を店頭または同社ECサイトにて販売開始。
コンパクトで場所を選ばず飾れるほか、ラベルにオリジナルの名前やメッセージをいれることもできる。
花を廃棄せず新たな形で活用する「エシカルフラワー」
エシカルフラワーとは、捨てられてしまう花や市場に出荷できない花をひとりでも多くの人に楽しんでもらえるようにアップサイクルしたドライフラワー。
花卉業界では、生産者から流通、販売を経て消費者に花が届くまで年間10億本が廃棄されており、その経済損失は1,500億円と言われている。生産された30~40%が廃棄されている計算だ(経済産業省のデータ参考)。
また花卉業界は古くから変わっていない業界の構造かつ、花の利用シーンが結婚式などイベントが多いことから経済や景気にも左右されやすいという特徴があり、ロスフラワーは長年根深い問題となっている。
更には、そこで働くフローリストと呼ばれる花を扱う人々は長時間労働と低賃金という過酷な労働環境を余儀なくされ、課題が山積みの業界となっている。
このような課題を解決すべく、まずは廃棄される花を削減することを目的にエシカルフラワーは誕生した。
エシカルなツリーやフラワーオーナメントが登場
ethicaオリジナルボトルツリーは、三角形のガラス瓶にエシカルフラワーをはじめとした、クリスマスオーナメントなどがつめこまれたインテリア雑貨。
コンパクトなサイズなので、デスクまわりや自宅のちょっとした場所に飾りクリスマス気分を楽しめる。
場所をとらず片付けも不要なので、友人へのプレゼントにもおすすめの商品。ネームプレートの変更も可能だ。
また、手持ちのクリスマスツリーにそのまま飾れる「エシカルフラワーオーナメント」も現在販売中のクリスマス商品だ。
店頭では、定番のクリスマスリースやブーケ、プレゼントに人気のフラワーボックスも販売している。
花を通してクリスマスを楽しんでもらいたい想いで発案
同社では『エシカルな価値協奏で世界を幸せに』を企業理念にサステナブルな世界の実現を目指している。
ただ実際はエシカル、サステナブル、SDGsの言葉を聞いたときに「なんとなく大切なことだと知っているけれど何からはじめたらいいのかわからない」という人も多い。
そのような人が気軽に商品を手に取り、「場所をとらずクリスマス感を楽しみたい」「クリスマスツリーは飾りたいけど飾り付けや片付けが億劫」という気持ちに寄り添った商品を制作することで、エシカルを意識しなくても自然とエシカル消費ができるようになるのではと考えた。
同社は普段、特にエシカルフラワーを使った商品の企画や空間装飾を行っている。花を通してのアプローチで、クリスマスという大勢が楽しめるイベントにあわせた商品を生み出すことにより、気軽にエシカル消費に繋がればと思っている。
エシカルフラワーを使ったクリスマスツリーでクリスマスを彩ろう。
■ethica lab(エシカラボ)店舗情報
住所:東京都墨田区東駒形1-1-9 蓮田ビル101
営業時間:11時~19時
定休日:水曜日
ボトルツリー詳細:https://ethica.official.ec/items/80253695
エシカルフラワーオーナメント詳細:https://ethica.official.ec/items/80985196
(佐藤 ひより)