バロックジャパンリミテッドは1月13日(土)より、表参道・原宿に位置する「東急プラザ表参道原宿」内、地下1階で展開するアートギャラリー「LOVUS gallery」にて、書道家 万美×現代水墨画家 CHiNPANによる「雲外蒼天」を開催している。
数多くのコラボを実現してきた万美氏
書道家の万美は、古典に立脚した書道と、さまざまなカルチャーとの共通点を見出し、数多くのコラボレーションを実現してきた。独自のスタイルである “MAMIMOZI” を信念に、日本各地、世界各国を巡っている。
水墨画の可能性を拡張するCHiNPAN氏
現代水墨画家のCHiNPANは、小学生の頃に美術教師の勧めで水墨画を描き始め、1996年より本格的に琳派水墨画を修習する。
2008年、国立新美術館で開催されたコンテストに入選したことをきっかけに水墨画家としてのキャリアをスタート。
「再生と破壊」を創作テーマに掲げ、古典的な手法からオリジナルの手法まで、さまざまな方法で水墨画を潤筆。立体物製作や空間装飾、ボディペイントなども手がけ、水墨画の可能性を拡張し続けている。
1月28日(日)まで開催!展覧会限定アイテムも
彼女らによって手掛けられるアートピースは、同展でしかみることのできない作品だ。
『作品制作はいつも、雲の中を彷徨う龍のよう。
青空へ向かい試行錯誤を繰り返すが、なかなか天は晴れてくれない。
例えば、飛行機が雲を通過する際の機体の揺れ。
あの時の不安は、制作時の精神状況と似ている。
もがき、考え、向き合い、納得の作品を仕上げる。それはまさに昇龍。
右往左往しながら少しでも上へ。
どんな生き方にも、「雲外蒼天」なドラマがあるだろう。
大丈夫、雲を抜けたらそこは晴天。
困難を乗り越えれば、好転させられる。』
なお、「雲外蒼天」は、雲=困難、外=乗り越える、蒼天=好転を意味し、「困難を乗り越え好転させる」ことのたとえだ。「昇龍」は、大空へ駆け上っていく竜、昇り竜のことで、勢いの良い、勇壮な姿を形容する場合にも用いられる。
2人のコラボレーションTシャツをはじめとした展覧会限定アイテムも多数販売予定だという。
会期は1月13日(土)~28日(日)。2人の世界観と作家性をより身近に体感できる“雲外蒼天”を、この機会にチェックしてみては。
■書道家 万美 × 現代水墨画家 CHiNPAN「雲外蒼天」
会期:1月13日(土)~28日(日)
開催場所:LOVUS gallery
住所:東京都渋谷区神宮前4-30−3 東急プラザ表参道原宿 The SHEL’TTER TOKYO B1F
Web:https://lovusgallery.com
(オガワユウコ)