日本少額短期保険協会は、1月26日(金)の15:00~17:00に、「第5回 孤独死対策サミット」を、Zoomによるオンラインで開催する。
「孤独死対策サミット」について
社会問題となっている孤独死についての現状を、多くの人に知ってもらうために、日本少額短期保険協会では2015年より「孤独死現状レポート」を作成し、公表してきた。
「孤独死現状レポート」は「孤独死保険」の支払実績から、賃貸住宅内で実際に発生した孤独死を分析したものであり、現役世代の孤独死が多いことや若年層の自殺が多い現状等を明らかにしてきた。
「孤独死保険」とは、入居者の居室内死亡により発生した損害を補償するものだ。賃貸住宅入居者向けの家財保険の特約として普及が進んでおり、大家が加入するタイプもある。
そして「孤独死現状レポート」の公表を通じ、孤独死問題は、社会全体で取り組むべき課題であり、現状の周知だけではなく、早期発見・未然防止のための取り組み、国や行政の孤独・孤立への支援策などを幅広く、多くの人に知ってもらう機会が必要と考え、2019年より「孤独死対策サミット」を立ち上げ、これまで4回開催してきた。
日本少額短期保険協会では、人と人とのつながりが希薄になりつつある現在、「孤独死対策サミット」の参加を通じて、多くの人が孤独・孤立そして孤独死を身近な問題として考えるきっかけにしてもらえたらと考えている。
サミット概要
「第5回 孤独死対策サミット」の参加費は無料で、視聴用URLは、申し込み締め切り後に送られる。
申し込みは、専用フォームで1月24日(水)の12:00まで受け付けている。
当日は、開会の挨拶を日本少額短期保険協会の副会長・安藤克行氏、閉会の挨拶を日本少額短期保険協会の孤独死対策委員会委員長である服部豊氏が務める。
講演は、内閣官房の孤独・孤立対策担当室の参事官補佐である青野恵里子氏による基調講演「我が国の孤独・孤立対策について」や、国土交通省住宅局・住宅総合整備課の企画専門官である上野翔平氏による講演「住宅セーフティネット制度の動向について」、家財整理相談窓口・理事の大邑政勝氏による講演「孤独死における家財整理の現状とポイント」、日本少額短期保険協会・理事事務局長の大槻正志氏による講演「第8回孤独死現状レポート」が行われる。
社会問題となっている孤独死についての現状を知ることができる「第5回 孤独死対策サミット」に参加してみては。
申し込みURL:https://ws.formzu.net/dist/S83318731/
(yukari)