オーストラリア・ノーザンテリトリー政府観光局は、サステイナブルに特化した宿泊プラン「Wild Tastes of the Top End(ワイルド・テイスト・オブ・ザ・トップエンド)」を、3月24日(日)~27日(水)に開催。
オーストラリア人シェフ、ジェームス・バイルズ氏を迎え、オーストラリア先住民族が伝統的に食してきた「ブッシュフード」を用いた料理が味わえるサステイナブルに特化した宿泊プランとなっている。
オーストラリアのサファリ・ロッジに滞在
宿泊プランを実施するのは、オーストラリア・ノーザンテリトリーの州都、ダーウィンから車で約3時間半、カカドゥ国立公園に隣接するサファリ・ロッジ「Bamurru Plains(バムルプレインズ)」。
「バルムプレインズ」はカカドゥ国立公園の境、ダーウィン東部の私有地に位置し、ダーウィンから車で約3時間、または、ダーウィンからセスナで30分程の場所に位置している。
メアリー・リバーの氾濫原内に位置する、300 平方キロメートルのバッファロー・ステーションに佇む全12室のサファリ・ロッジでは、この地に生息する多様な野生動物や鳥類と出会うことができる。
また、ティモール海とアラフラ海の端に位置する「バルムプレインズ」では、毎年3月頃には辺り一面に青々とした草が生い茂り、この熱帯特有のエキゾチックな気候が、独特の味わい深い食材をもたらす。その多くは何千年もの間、アボリジナルの人々によって料理に駆使されてきたという。
大自然と伝統食文化を体験
この期間限定の宿泊プランでは、カカドゥ国立公園との境界線に広がる約300平方キロメートルの氾濫原とサバンナの森林地帯を探検し、豊富なブッシュフードが生息するノーザンテリトリー特有の自然の美しさと豊かな多様性を体験できる。
何万年も前から伝わるアボリジナルの人々の食文化を尊重し、持続可能なものにしていくというバイルズ氏の取り組みと理念は、オーストラリアの多様な生息地での趣向を凝らした体験をコンセプトにする「ワイルド・ブッシュ・ラグジュアリー」傘下の「バムルプレインズ」の哲学にも通じるものだそう。
プランの内容を見ていこう。
DAY1は、午後1時にダーウィンを飛び立ち、30分ほどで「バムルプレインズ」専用滑走路に着陸。到着後、チェックインを済ませ部屋でゆっくり過ごし、夜はバイルズ氏によるウェルカム・ディナーを堪能する。
DAY2は、トップエンドの豊かな景観、豊富な生態系・野生動物を観察のためエアボートや4WDでサファリ・アドベンチャーに出かける。午後はサンセットを楽しんだ後、バイルズ氏とバムルプレインズのヘッドシェフ、マティアス・ビール氏によるキャンプ・ブッシュディナーをアウトバックの星空の下で味わう。
DAY3は、バイルズ氏とビール氏による採集体験ツアーに参加。宿泊プラン最後の夜となる3日目は、バムルプレインズの総支配人マシュー・ボーウェン氏が主催する夕食会が開催され、バイルズ氏の料理を楽しむ。
DAY4は、早朝からサンライズサファリに参加後、出発まで自由時間となり、その後「バムルプレインズ」を後にし、お昼頃にダーウィンに戻る。
日常生活から離れ、デジタルデトックスな時間に浸れる3泊4日のスペシャル宿泊プラン、興味がある人は体験してみて!
ノーザンテリトリー政府観光局:https://northernterritory.com/jp/ja
ツアー詳細:https://www.bamurruplains.com/james-viles/
(鈴木 京)