兵庫県淡路市にある兵庫県立淡路夢舞台公苑温室「あわじグリーン館」にて、1月20日(土)~3月31日(日)の期間、色、形、香りなど様々な進化を遂げた植物「蘭」が集まる蘭展「特別展 蘭展 あわじオーキッドフェスティバル2024」を開催中だ。
蘭の特性に合わせた華やかな立体展示
「あわじグリーン館」が、一年で最も華やかになる「特別展 蘭展 あわじオーキッドフェスティバル2024」。世界に広く生息する美しい蘭の世界を、バンダなどを用いた「蘭のシャンデリア」や、
様々な蘭が彩る「ガーデンキャッスル」、
オンシジウムの甘い香りが漂う「ガーデンアーチ」など、それぞれの蘭の特性に合わせた立体展示で、より華やかに表現している。
世界から集まった希少な蘭も展示
2022年にフラワーオブザイヤーに輝いた、世界初の天然の色素で作られた青色コチョウラン“Blue Gene(ブルージーン)”や、シンガポール植物園国立蘭園などから輸入した希少な蘭も展示。
他にも、日本に最初に持ち込まれた洋蘭と言われる「シンビジウム・トラシアナム」や、
「Aranda Michael and Kah Lin Wee-Rom 8v16-17」、
「Aranda Noorah Alsagoff」、
「Dendrobium ChanChao」など、世界の蘭が会場を華やかに彩る。
日本・蘭協会の会員が育ててきた蘭も
また、日本の蘭界をリードしてきた伝統ある日本・蘭協会の会員が育てた、様々な蘭が揃う「日本・蘭協会ラン展」や、関西の蘭愛好家の蘭が集まる「蘭コレクション展」など、今ではめったに見ることができない貴重種・珍種もラインアップ。
JOS香川支部・進藤瑞生さんの「リンコレリオカトレヤ ・ゴールデンゼル ‘レモンシフォン’」や、
JOS大阪支部・子安健司さんの「カトリアンセ・プアポール‘ブルー・ヘヴン’」、
K.T.S.カトレヤ原種愛好会・吉川正恭さんの「Cattleya schroderae ‘M.H.E’ × ‘Select no.5’」、
淡路蘭友会・小椋良啓さんの「Paphiopedilum haynaldianum」、
播磨ラン友会・石塚勝之さんの「Lycaste ‘Hoshino Ojisama’」、
姫路ラン会・金田奉文さんの「Phragmipedium(kovachii×Living Fire)」、
関西洋蘭原種保存会・長谷川安宣さんの「Cattleya schroederae ‘S.C.’」といった展示もお見逃しなく。
夜間特別開館として20:00まで開館
期間中の金・土・日は、夜間特別開館として20:00まで開館(最終受付19:00)。チケットの半券を持参すると当日限り再入館可能なので、昼の明るい庭はもちろん、カラフルな蘭とイルミネーションや、
夜の蘭のシャンデリアなど、夜にライトアップされた庭も楽しんでみては。
なかには、夜だけ香る蘭も!昼も夜も、美しい蘭の世界を「あわじグリーン館」で体感&堪能しよう。
■特別展 蘭展 あわじオーキッドフェスティバル2024
開催場所:あわじグリーン館
住所:兵庫県淡路市夢舞台4番地
会期:1月20日(土)~3月31日(日)
時間:10時~18時(最終受付17時30分)※会期中の金・土・日・祝日は20時まで開館(最終受付19時)
入館料:大人1500円、70歳以上750円(生年月日記載の要証明)、高校生以下無料
兵庫県立淡路夢舞台公苑温室:https://awaji-botanicalgarden.com/
※一部写真は過去の展示のものです。
兵庫県淡路市その他の記事:https://straightpress.jp/tag/%e6%b7%a1%e8%b7%af%e5%b8%82
(佐藤ゆり)