ホテル客室に作品を展示する、日本一ひらかれたアートフェア「KOBE ART MARCHÉ 2024」が、4月19日(金)〜21日(日)に神戸メリケンパークオリエンタルホテルにて開催される。公募展 第9回「Artist meets Art Fair」も開催され、2月15日(木)まで作品を募集している。
新たな出会いを創出するアートフェア
神戸は、港町として様々な文化を取り入れ、生み出し、次々と発信してきた“ひらかれた街“。海と山に囲まれた魅力あるエリアで、「KOBE ART MARCHÉ」は今年も新たなギャラリー/アーティスト/コレクターを迎え、アートの発信地として成長し続けている。
「KOBE ART MARCHÉ」は、2009年より実施されている、ホテル型のアートフェア。居住空間に近いホテル客室での作品展示は、自宅でのアートコレクションがイメージしやすく、ファーストコレクションを探す人にもおすすめだ。
15回目を迎える今回は、過去最多となる43軒のギャラリーが全国から一堂に会し、選りすぐりの作品を展示販売する。また、若手ディレクターが運営するギャラリーへとフォーカスを当てたセクション「Next Directors」を新設し、歴史あるギャラリーに加えて新進気鋭の若手ギャラリーも出展する。
チケットは、3日通し券が¥1,000(税込)で、小学生以下は1名まで同伴無料。初のコラボ特典として、『神戸メリケンパークのベーカリーカフェ「TOOTH TOOTH FISH IN THE FOREST」で食事を注文した人に1ドリンクサービス』が付く。このほか、当日作品を購入した人への特典や券種も追加される予定なので、公式SNSにて最新情報をチェックしてみて。
きっかけをつくる公募展も実施
また、「KOBE ART MARCHÉ 2024」のコンセプトの一つでもある新たなアーティストの発掘/支援に基づき、公募展 第9回「Artist meets Art Fair」も実施。入選者へは「KOBE ART MARCHÉ 2024」での作品展示販売のほか、コマーシャルギャラリーとのマッチングを⾏い、マーケットとつながる“きっかけ”づくりをサポートする。
作家活動の長い人や社会人を経て作家活動を始めた人などからマーケットとの繋がり方に課題を抱えているという声があったため、今回は通常枠の対象を39歳までとし、新たに40歳以上の人を対象としたミッドキャリア枠を設けた。応募締切は2月15日(木)まで。
審査員は、川田画廊代表取締役・神戸芸術振興協会理事の川田泰氏、
みぞえ画廊専務取締役・アートフェアアジア福岡代表理事の阿部和宣氏、
galleria PONTE代表・KOGEI Art Fair Kanazawa副実行委員長の本山陽子氏、
Uspace Galleryキュレーター・Infinity Japan Contemporary Art ShowディレクターのCarol Yang氏が担当する。
また、昨年の「第8回 Artist meets Art Fair」入選者にインタビューを実施。受賞後7ヶ月ほどしか経っていないにもかかわらずすでに大活躍をしている4名に、応募のきっかけや受賞後の活躍、応募を考えている人へのメッセージなどを聞いている。公式サイトで公開しているのでチェックしてみよう。
■KOBE ART MARCHÉ
HP:https://art-marche.jp/
X:https://twitter.com/Kobe_Art_Marche
Instagram:https://www.instagram.com/kobeartmarche/
■公募展応募詳細:https://art-marche.jp/news/20231215/
■神戸メリケンパークオリエンタルホテル
住所:兵庫県神戸市中央区波止場町5-6
(山本えり)