物流業務請負や強化ダンボール製造販売を手がけるニッポンロジパックは、家具のスキマのスペースを有効活用する強化ダンボール製家具「spotto.(スポット)」を開発し、3月1日(金)より販売を開始する。
軽量で強度が高いスキマ家具
2022年3月、“家に置いている本棚と壁の微妙なスキマにぴったりサイズで入る棚を作ってほしい”という一人の社員からの声をきっかけに、家具のスキマに対する調査をしたところ、洗濯機や冷蔵庫の横、クローゼットのスキマを活用したいというニーズが顕在化した。しかし、サイズに合わせてオーダーで制作する家具はあるが、高額だったり、制作に時間を要したりするものがほとんど。
そこで、手ごろな価格&短期間で納品できる商品でニーズに応えようとプロジェクトチームを結成し、長年培った梱包資材や設計のノウハウを活用し、軽量かつ強度が高く、簡単に持ち運んで設置し、すぐに使用することができる「spotto.」が誕生した。
ニーズに合わせて製作する独自の設計
同商品は、“手ごろな価格で自宅のスキマを有効活用”をテーマに、強化ダンボール“ハイプルエース”を使用して製作するスキマ家具。金属や木材などの素材は使用せず、独自の素材と設計で充分な強度を実現。シンプルかつ、ダンボール感をなくす審美性を追求してデザインした。
軽量で強度が高く、女性や子どもも簡単に持ち運んで設置することができる。組み立て済みで届くので、届いたその日からすぐに使用することができる。
スリム・ワイド・ローの3タイプ展開
“見た目にはそれほどこだわりが無いが、収納スペースとしてスキマを有効活用したい”というニーズに対し、1cm単位での製造販売を行う。タイプは「スリムタイプ」「ワイドタイプ」「ロータイプ」の3つを用意している。
冷蔵庫や洗濯機の横のスキマにスポッとはまる「スリムタイプ」。「最小サイズ」はW15×D30×H60cm/8,690円、「標準サイズ」はW20×D30×H90cm/10,780円、「最大サイズ」はW30×D45×H100cm/10,780円(すべて税込)。
カウンターの下やクローゼットのスキマを有効活用する「ワイドタイプ」。「最小サイズ」はW30×D15×H60cm/8,690円、「最大サイズ」はW60×D30×H100cm/10,780円(すべて税込)。
ベッドやテーブルの下、下駄箱の下のスキマを有効活用する「ロータイプ」。「最小サイズ」W60×D30×H15cm/8,690円は、「最大サイズ」はW100×D45×H30cm/10,780円(すべて税込)。
また、基本の形状を別費用にてオプション加工することが可能。電話ボックスタイプのほか、上角に丸みを持たせたり、スリットを入れて棚板の位置が自由に変えられるようにしたりすることができる。
注文から納品までの流れは、まずスキマの採寸をして、商品タイプを選択する。その後、発注・振り込みをして商品が届く。詳細は、下記URLにて。
機能と思いを表すロゴデザイン
「spotto.」という名称は、すきまにスポッと入る、家具を入れたいスポット(場所)を由来に考案された。
ロゴは、アルファベットの綴り内のふたつの「o」の間に挟まれたふたつの「t」を棚に見立ててデザイン。ロゴデザインの中のドットは、画面を構成する画素(ドット)のように、家庭や空間を構成する家具のひとつであり、気になるすきまをスポッと埋めて完結することを表現している。
この機会に「spotto.」で、家具のスキマをうめてみては。
spotto. HP:https://spotto.net
(山本えり)