SoShineが運営する「自己肯定感アカデミー」の取締役・飛田剛氏は、3月7日(木)に『自己肯定感×アドラー心理学 100%人生が輝く本』880円(税込)の電子書籍を出版した。
同書は、自己肯定感成功法則の第一人者と呼ばれる同氏の初書籍だ。
アドラー心理学と自己肯定感について学べる1冊
同書の著者は、自己肯定感アカデミー代表の恩師中島輝氏の元で2年間学び、同時にセッションとセミナー講師も務めてきた経験を持つ。同書は、同氏がこれまでに得た知識、ノウハウ、マインドの全てを詰め込んだ、アドラー講座をまるごと書籍にしたような1冊だ。
「過去は変えられないが、未来は自分で変えられる」「明確な目的を持つことで、建設的に未来を変えていける」などのアドラー心理学の考え方と、自己肯定感の育み方について学び、人生やビジネスに活かしたい人はもちろん、アドラー心理学の講座を開講したい人にもおすすめ。
3月8日(金)のBLA出版調べによると、発売初日のAmazonでは、Kindleストアの売れ筋ランキングやKindle本の売れ筋ランキングなどで1位を獲得している。
社会問題にもなっている日本の若者の自己肯定感の低さ
日本人の若者の自己肯定感は、諸外国と比べて低いと言われている。内閣府の調査により、日本の若者は自己を肯定的に捉えている人や自分に誇りを持っている人の割合が諸外国より低いことが明らかに。
また、うまくいくかわからないことに対し、意欲的に取り組むという意識が低く、つまらない・やる気が出ないと感じる若者が多いというデータもある。
同書によると、自己肯定感が低い人は新しいチャンスがやってきても尻込みしてしまったり、自分で決めているという感覚が欠如して幸福を感じられず、周囲への依存度が増して環境のせいにしてしまったりする傾向があるという。
こうした状況を踏まえ、同書では、「自己肯定感は何歳からでも上げられる」として、自己肯定感を6つの「感」(自尊感情・自己受容感・自己効力感・自己信頼感・自己決定感・自己有用感)に細分化し、アドラー心理学の理論や著者自身の体験と絡めて解説。簡単なワークで自己肯定感を育むことができる。
さらに、アドラー心理学の「課題の分離」という考え方をベースにして、コミュニケーションを円滑にする方法を「上司と部下の課題」のような具体的な例を交えて紹介している。
『もとの自分に戻ることができた』著者の体験を本に
飛田剛氏自身は、子ども時代に自己肯定感をうまく育めず、自己肯定感が低く、20代には仕事を10社以上転々としていた中で、自己肯定感アカデミー代表の中島輝氏と出会ったそう。そして自身でもアドラー心理学を学び、自己肯定感を高めることができたと語っている。
同書ではその体験を「『変わった』というよりも『もとの自分に戻ることができた』」と表現している。
自己肯定感を高めたい人は、『自己肯定感×アドラー心理学 100%人生が輝く本』をチェックしてみては。
自己肯定感アカデミー:https://ac-jikokoutei.com/news_category/book/#news-list
(佐藤 ひより)