福岡を拠点として活動するプロの自転車競技チームVC FUKUOKAは、3月9日(土)に、福岡市東区の貝塚交通公園にて、自転車に乗り始める子どもたちを対象に正しい乗り方や基本的な交通ルール・マナーを学ぶことを目的とした自転車教室を開催した。
応募倍率3倍の人気
毎回、午前午後の2回にわたって開催される自転車教室。それぞれ10名、合計20名の募集に対し、今回は60名もの応募が集まるなど、今では人気の教室となっている。
人気の秘訣は、指導に慣れたVC FUKUOKA選手やサポートボランティアチームがスタッフとして参加していること。できるだけマンツーマンに近い形で約1時間の実技を行うことで、毎回7割くらいの子どもが自転車に乗れるようになることも要因のひとつだろう。
また、その場で乗れない子どもでも、親子でその時が迎えられる日が早く来るよう、家族を巻き込んでのレッスンとなる。
現在は年に4回、自転車教室を実施しており、3月9日(土)の教室で3年間の実施期間を終了した。次回は4月20日(土)に開催が予定されており、ここで4年目を迎えることとなる。
参加者の声
参加者からは、“プロの自転車選手に家での練習方法もアドバイスしていただきました。乗れるようにがんばりたいです”、“まったく自転車の練習をしたことがなかったのに、今日は乗ることができました。この機会に感謝です”などの声が寄せられている。
頼もしいパートナーシップ
この自転車教室を開催するにあたり、ヘルメットやスタッフ、技術などをサポートをしてくれているパートナー各社、団体についても紹介しよう。
「オージーケーカブト」は、VC FUKUOKAの選手が着用しているヘルメットメーカー。「ヘルメット着用努力義務」啓発活動へも協力し、プロ仕様から子ども向けまで広範な商品ラインナップを展開している。
「ガレージサイクルキッズ」は、福岡市早良区にあるVC FUKUOKAの活動を支えるサイクルショップ。自転車教室にメカニックとしてサポートするだけでなく、ストライダ―(子ども用ランバイク)コーナーを併設し、イベントを盛り上げている。
久留米市の「育てよう未来のオリンピックメダリスト」は、VC FUKUOKAの活動を支えるパートナーで、子ども用自転車やヘルメットなどを貸し出し、子ども自転車教室の活動をサポートしている。
VC FUKUOKAのこれからの約束
VC FUKUOKAは地域の企業・団体と協力し、地域の子どもたちに自転車の楽しさや安全な乗り方を伝えていくことに深い意義を感じている。この活動において、協賛企業・パートナーシップの温かい支援が活動の成功に寄与している。
VC FUKUOKAはこれからも地域社会との連携を深め、子どもたちが楽しみながら安全な自転車ライフを送ることができるよう努力していく。
この機会に、VC FUKUOKAが実施する正しい乗り方や基本的な交通ルール・マナーを学ぶことを目的とした自転車教室を、チェックしてみては。
VC FUKUOKA公式サイト:https://vc-fukuoka.com
(江崎貴子)