全国の博物館や水族館などの施設にて、29店舗のミュージアムショップおよびカフェを運営するオークコーポレーションは、4月2日(火)より、仙台市博物館にてミュージアムショップの運営を開始した。
什器を明るい木目調にリニューアル
今回オープンしたミュージアムショップは、これまでの重厚な雰囲気のショップから一転し、什器を明るい木目調にリニューアルし、窓の外に広がる仙台の杜と一体となるようなデザイン。
ショップコンセプトは「知るほど近づく、歴史と文化」。展示を見て本物に触れることが、学びの第一歩と考え、観覧を通して身近に感じられるようになった仙台の歴史と文化を、グッズに託している。
企画展「こりゃ めでたい」を開催
再開館に際し、仙台市博物館では「福で笑おう」をテーマにした、仙台市博物館再開館記念祭企画展「こりゃ めでたい」を4月2日(火)~5月26日(日)の期間に開催中だ。
また、ミュージアムショップでもこの門出を祝し、めでたさあふれるグッズを用意している。
「こりゃ めでたい竹うちわ」880円(税込)は、企画展のキービジュアルに使われている「布袋置物(仙台市博物館蔵)」をミニサイズの竹団扇にしたもの。
「こりゃ めでたいホログラムステッカー」2種/440円(税込)では、「布袋置物」と「御福置物(仙台市博物館蔵)」を、キラキラと光るホログラムステッカーにしている。
「こりゃ めでたいポストカード」2種/各300円(税込)は、「布袋置物」と「御福置物」の型抜きのポストカード。
仙台市博物館収蔵品グッズをチェック
さらに今回、10万点もの収蔵品の中から仙台の文化と歴史を象徴し、多くの人に愛されているものを選び、ミュージアムグッズが新たに作成された。
「具足アクリルスタンド」3種/各800円(税込)、
「マスキングテープ」2種/各500円(税込)、
「孔雀図屛風しおり」800円(税込)、
「手ぬぐい」2種/1,800円(税込)、
「相撲トートバッグ」各1,500円(税込)がある。
ファン層の拡大に努める
また、4月2日(火)のオープンに先駆けて「X(旧Twitter)」アカウント(@sendaishihakuMS)が開設されており、ミュージアムショップとグッズの情報を投稿している。同アカウントでは、ショップから情報を発信し、ミュージアムグッズの楽しさがより多くの人に届くようにファン層の拡大に努めている。
また、オンラインショップを6月上旬にオープン。新商品はもちろんのこと、企画展「こりゃ めでたい」のグッズのほか、図録・書籍、以前に販売されていた商品も販売するという。
ショッパーやショップのロゴマークに注目
購入した商品を入れるショッパーには、伊達政宗が仙台の末永い繁栄を願って詠んだ和歌をプリント。
紙袋はやや小ぶりで、ちょっとしたプレゼントなどに最適なサイズだ。ビニール袋は、クリアファイルや図録などが入れられる。紙袋は無料、ビニール袋は10円(2サイズあり)での提供だ。
また、ミュージアムショップのロゴマークは、伊達政宗の遺愛品である金製のブローチをモチーフにしている。
この機会に、仙台市博物館ミュージアムショップをチェックしてみては。
■仙台市博物館
住所:宮城県仙台市青葉区川内26番地(仙台城三の丸跡)
開館時間:9:00~16:45 ※入館は~16:15)
休館日:毎週月曜日(祝日と重なった場合は翌日)、祝日・振替休日の翌日、年末年始
入館料:大人460円、高校生230円、小・中学生110円
URL:https://www.city.sendai.jp/museum
オークコーポレーションについて:https://www.auc-cop.co.jp
(江崎貴子)