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【茨城県水戸市】県庁所在地にて、王道の偕楽園や千波湖、市街地を歩いてみよう

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茨城県水戸市

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、茨城県水戸市を写真とともに紹介する。

Vol.231/茨城県水戸市

茨城県の県庁所在地、水戸市へやってきた。以前、偕楽園に訪れたことはあったのだけれど、あまり濃く記憶に残っておらず、とにかく、もう一度訪れてみたかった。

さらに、千波湖のそばに立つ、徳川光圀公の銅像も観に行きたかった。ほぼ日というメディアの2007年のウェブ記事に「みうらじゅんに訊け! この島国編」というものがあり、『茨城県 ひかえおろう思想のもとに』編で、千波湖の水戸光圀公の、銅像の話が登場するのだ。といってもほとんど銅像の話ではなくて、印籠を突きつけられるというみうらさん個人の話なのだが。ぼくはただ、みうらさんってホント面白いなーとニヤニヤしたわけで、それと同時に、記事を読んで水戸光圀公の銅像を観に行きたくなったのだ。水戸光圀公の銅像は地上から5m60cm、等身大を越えた巨大な銅像なのだと知って。いよいよ到着した巨大な光圀公の目の前では、和楽器が奏でられていた。 時代を越えてもなお、民の心を掴む光圀公であった。

水戸市街地へ

偕楽園。広々として気持ちがいい

好文亭。カッコいい

梅もたくさん落ちてた

千波湖へ

立派な5m60cmの光圀公

黒鳥だ。鳥たちは人間にずいぶん慣れていた

そして、水戸駅周辺も散策した。駐輪場探しに苦労したけれど、きちんとバイク用の場所を見つけられて一安心。駅の南を流れる桜川は生活の風景に溶け込んでいた。駅前は開発が進んでいて、十分な都会だと言えるし、それでも東京ほどの騒々しさがあるわけではない。千波湖や偕楽園とは近いので、コンパクトな距離感で、自然と都会が混ざり合っているのだなあとも思ったのだった。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247/

   

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