神戸新聞社は、神戸市立小磯記念美術館にて、7月13日(土)~9月23日(月・祝)の期間、特別展「絵本の旅―グリム、世界の昔話、ゆかりの作家と神戸の出版文化」を開催する。
また、同館が収蔵する小磯良平氏の作品を展示する「小磯良平作品選Ⅰ」も同時開催される。
作家33名による220作品の原画と資料を展示
現在、兵庫県内には多くの絵本作家が在住し、活躍している。神戸市兵庫区のBL出版は、半世紀にわたり多彩な絵本を刊行してきた。
「絵本の旅―グリム、世界の昔話、ゆかりの作家と神戸の出版文化」では、BL出版が手がけてきた数々の絵本から貴重な原画と資料を紹介。33名の作家による220点の作品と資料を楽しめる。
展示作家は、市川里美さん、いまいあやのさん、いわさきさとこさん、いわたまいこさん、植田真さん、上村亮太さん、大畑いくのさん、岡本順さん、小田切恵子さん、加藤休ミさん、ガブリエル・バンサンさん、川端誠さん、きたむらさとしさん、こうみょうなおみさん、さかたきよこさん、ささめやゆきさん、さとうゆうすけさん、白石皓大さん、新宮晋さん、すけのあずささん、スズキコージさん、tupera tuperaさん、豊福まきこさん、永田萠さん、中野真典さん、nakabanさん、バーナデット・ワッツさん、長谷川義史さん、ひがしちからさん、ひらおかひとみさん、平澤朋子さん、みやけゆまさん、横須賀香さんだ。(50音順)
全5章からなる展示構成
展示構成は、第1章「珠玉の絵本原画 ~能、バーナデット・ワッツ、ガブリエル・バンサンの世界」をはじめ、全5章からなる。
第2章は「自分の力を信じる ~今も昔も、世界の子供たち」、
第3章は「あたまはたらかせて ~いきもの、お仕事いろいろ」、
第4章は「自分の居場所、異形の力」、
第5章は「わたしたちの大切な暮らし」となっている。
入館料について
入館料は、一般が1,000円、大学生が500円、高校生以下無料。学生の人は受付で生徒手帳等を提示しよう。
また、神戸市居住の65歳以上の人は、年齢と住所が証明できるものを提示することで500円となる。さらに、障がい者手帳またはスマートフォンアプリ「ミライロID」等の提示で無料となる。
20名以上の団体の場合、一般800円、大学生250円で入館可能だ。
丹精込めた絵と言葉により、豊かな世界を紡ぎ出す絵本の世界を体験してみては。
■絵本の旅―グリム、世界の昔話、ゆかりの作家と神戸の出版文化
会期:7月13日(土)~9月23日(月・祝)
会場:神戸市立小磯記念美術館 展示室1、2 ※「小磯良平作品選Ⅰ」は展示室3
住所:兵庫県神戸市東灘区向洋町中5丁目7
休館日:毎週月曜日(7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)、9月17日(火)
神戸市立小磯記念美術館 URL:https://www.city.kobe.lg.jp/kanko/bunka/bunkashisetsu/koisogallery/index.html
(Higuchi)