全国約90ヵ所の保育施設や障がい者福祉施設を運営する「檸檬会(れもんかい)」は、8月3日(土)10:30～12:00に、「保育でのSDGsの取り組み方」をテーマとする無料オンラインセミナーを開催する。

レイモンド下高井戸保育園での事例を紹介

保育にSDGsを取り入れるとは、自然を大切にすることだけではない。何をするかではなく、どう進めるかが重要なポイントだと考える檸檬会。

セミナーでは、聴いてるだけでもワクワクする保育実践を紐解きながら、保育にSDGsを取り入れるとはどういうことかを考えていく。

今回取り上げるのは、檸檬会が運営する「レイモンド下高井戸保育園」(東京都)の5歳児クラスの中で生まれた「おうちづくり」。友だちや保育者と対話を重ねるなかで、子どもたちの「自分たちが入れるおうちを作りたい」という思いから始まった事例を紹介する。

青木一永氏やレイモンド保育園の保育士などが登壇

セミナーに登壇するのは、青木一永氏。檸檬会の副理事長・博士(教育学)、大阪総合保育大学 非常勤講師、文部科学省 幼児期及び幼保小接続期の教育の理解増進事業 実行委員、あたらしい保育イニシアチブ2023(東京大学開催) 実行委員長を務めている。

そのほか、「レイモンド保育園」の保育士などが登壇する。

檸檬会について

檸檬会は、「レイモンド保育園」や「れもんのこ保育園」などの保育施設に加え、英語事業や放課後児童クラブを12都府県で約80施設運営。「なんだろうのその先へ」を合言葉に、子どもにとっても大人にとっても主体的で対話的、そして深い学びのある環境の実現を目指している。障がい者福祉事業にも力を入れ、児童発達支援、就労移行支援、グループホームなど約10施設を運営している。

また、ソーシャルインクルージョンを実現するために、2023年4月、奈良県三郷町の大学キャンパス跡地で「ソーシャルインクルージョンヴィレッジ」を開村。「ソーシャルインクルージョンヴィレッジ」では、さまざまな社会の問題解決に取り組むために、年齢、国籍、人種、障がいの有無に関わらず、すべての人が個性を生かして躍動できるボーダーレスなコミュニティを創造する。

セミナー詳細

セミナーの参加費は無料で、事前登録制。ZOOMウェビナーで行われる。参加希望者は、申し込みフォームから申し込もう。

セミナーを通して、保育・子育てとSDGsのつながりを一緒に考え、持続可能な社会の創り手をともに育んでみては。

セミナー申し込みフォーム：https://lemon05sgds.peatix.com
檸檬会HP：https://village.lemonkai.or.jp

(ソルトピーチ)