九州周遊観光活性化コンソーシアムは、九州南部(熊本・鹿児島・宮崎)の7市町と連携する九州南部バケワーク(バケーション+ワーク)・車泊(くるまはく)モニター実証プロジェクトを発足。
2024年3月に内閣府より地方創生SDGs官民連携優良事例として認定を受けた「既存施設のシェアリングにより周遊旅行の活性化を推進する取組み(※)」を広域に実証する無料体験の車泊モニターツアー実証実験と、周遊観光を促進するGPSスタンプラリーを同時開催する。
九州南部の魅力を再発見・発掘するプロジェクト
同プロジェクトでは、車泊モニターツアー参加者が、マイカー・レンタカー等で既存のRVパーク施設や、本来は泊まることができない車泊実証地の施設に滞在したモニターアンケート結果より、滞在消費額や実証地の評価データ等の可視化を図る。
地域の魅力を再発見・発掘し、新たなサービス創出につなげる実証実験だ。期間は9月14日(土)~11月14日(木)で車泊実証地は7市町13施設(提供設備:電源・トイレ)。
参加条件はモニターアンケートで、参加は無料。マイカーやレンタカー等で実証地に行こう。募集は各施設1日1組で、応募は抽選方式となっている。
デジタルスタンプを集めて賞品の抽選権利を獲得
九州バケワーク・GPSスタンプラリーは、スマートフォン等のGPS機能(位置情報サービス)を使って、各地のチェックポイントに立ち寄り、所定のデジタルスタンプを集めて賞品の抽選権利を獲得するイベント。
実施期間は9月14日(土)~11月14日(木)で、期間中は誰でも参加可能。マイカーやレンタカー等で各チェックポイントに行こう。抽選日程は11月下旬で、賞品の発送をもって当選者の発表となる。参加は、記事下部の九州バケワーク・GPSスタンプラリー参加ページから。アプリのダウンロード不要だ。
災害時の安心・安全なサポート「スマ保災害時ナビ」
車泊モニターツアー参加者には、地震などの突然の災害に備えて「スマ保災害時ナビ」アプリのインストールを促す。同アプリは、現在地の気象・防災情報をプッシュ通知し、近くの避難所をナビゲートするものだ。
同プロジェクトの共創団体はくるま旅クラブとCANTAL 那珂川店・福岡西店。実証地と団体は、天草市が天草市 観光振興課、うしぶか(道の駅うしぶか海彩館)、 江崎汽船、シマノタネ、長島町が長島町 水産景観課、出水市が出水市 観光交流課。
南九州市が南九州市 商工観光課、アソビシロ、鹿屋市が鹿屋市 ふるさとPR課、東串良町が東串良町 農林水産課、モエノバ、国富町が国富町 企画政策課。
九州南部バケワーク・車泊無料体験に興味がある人は、モニターに応募しよう。
九州南部バケワーク・車泊モニターツアー実証実験モニター応募ページ:https://mdh.fm/BeUI/form/entry?redirect=1&ReqID=member&CustID=A402XP&MemberID=141368
九州バケワーク・GPSスタンプラリー参加ページ:https://amakusa-minamishimabara.tpstamp.com/
三井住友海上公式サイト・スマ保災害時ナビ:https://www.ms-ins.com/sumaho/saigai.html
※2024年3月4日に内閣府から、天草~南島原周遊旅行活性化プロジェクトの「既存施設のシェアリングにより周遊旅行の活性化を推進する取組み」が、地方創生SDGs官民連携優良事例に認定された。
・優良事例および内閣府地方創生推進事務局長賞(資料:https://future-city.go.jp/platform/case/)
・地域課題解決に向けた官民連携講座(動画:https://future-city.go.jp/platform/information/event240220.html)
(佐藤 ひより)