大阪のギャラリー「SAA SPACE」にて、9月6日(金)~9日(月)の期間、ジュエリークラフトマンやデザイナーの意思を尊重し、持続可能なものづくりを目指すプロジェクト「LARICH」初の個展「Jewelrscape – 風景に溶け込むジュエリー」が開催される。
「LARICH」について
世界各国のストーンディーラー、デザイナー、CADモデラー、クラフトマン、建築家、その他各方面のアーティストたちと共に、独自の視点とアプローチで創作活動を展開し、ジュエリーの表現に幅と厚みを持たせている、プロジェクト「LARICH」。
名前の由来となる“La Riche”は、フランス語で“豊かさ”を意味する言葉。「LARICHのクリエイティブな取り組みを通じ、身につける人、ジュエリー製作に関わる人、全ての人が心豊かな日々を過ごせるプロジェクトでありたい」という願いが込められている。
また、全てのコレクションには、世界屈指のカッターが手がけるジェムストーンと、最高峰のカッティングクオリティを誇る「Grunberger Precision Cut (グランバーガープレシジョンカット)」のメレダイヤモンドを贅沢に使用。素材から製造に至るまで、妥協のないものづくりを追求している。
「LARICH」のジュエリーを五感で体感
「LARICH」初となる個展では、「風景に溶け込むジュエリー」をコンセプトとして、ジュエリー(Jewelry)が風景(Landscape)に溶け込む様子をモチーフにした造語「Jewelrscape」をテーマに開催。
建築家の堀内功太郎氏が演出するインスタレーションにジュエリーを溶け込ませ、「LARICH」のジュエリーを五感で体感できるようにプランされている。
同展の入場は無料だ。
宝石コレクションやデザイン原画を展示
同展の開催期間中、ジュエリー製品のほか、プロジェクト発起人である松本浩氏が所有する美しい宝石コレクションの数々や、ジュエリーデザイナー・大野真珠氏のデザイン原画、またジュエリーフォトグラファー・早川まゆ氏のフォトパネルなども展示。
さらに同展では、事前予約制のジュエリーのオーダー相談会も同時開催される。
堀内功太郎氏について
同展の演出を行っている堀内功太郎氏は、1978年生まれの建築家(一級建築士)であり、アーバンデザイナー。2005年に「KOTAROO ARCHITECTURE」をパリで創業し、2009年には「KOTARO HORIUCHI ARCHITECTURE」を設立したのち、2015年に「KOTARO HORIUCHI」に改組した。
2019年には、フランス・パリのノートルダム大聖堂焼失による再建設計競技で世界でファイナリストに選出され、2020年には「KOTARO HORIUCHI」を東京に設立。
2022年ニューヨークのADC_AWARDS金賞など、受賞歴も多数もつ。現在は、パリ・東京・石垣島を拠点に活動中だ。
「Jewelrscape – 風景に溶け込むジュエリー」に足を運んで、「LARICH」のジュエリーを五感で体感してみては
■LARICH 個展「Jewelrscape – 風景に溶け込むジュエリー」開催概要
期間:9月6日(金)~9日(月)
時間:10:30〜19:30 ※最終日のみ18:00閉場
会場:SAA SPACE
住所:大阪市西区江戸堀1-16-32
※ジュエリーの商談を希望の場合はメールで問い合わせを
「LARICH」公式HP:https://larich.jp/
「KOTARO HORIUCHI」公式HP:https://kotarohoriuchi.co.jp/
(佐藤ゆり)