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【高知県高知市】光のなかに浮かび上がる影の世界!高知城で日本初「シャドウアップ」イベント開催

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メディアアート・広告・エンターテイメントなど、さまざな領域でプロジェクトやコラボレーションを提供するアブストラクトエンジンは、12月6日(金)~2025年1月13日(月・祝)の期間、高知県高知市の高知城・高知公園にて「シャドウアップ高知城」を開催する。

光によって浮かび上がる“影”を楽しむことを「シャドウアップ」と名付けた同イベントは、今回が日本初開催となる回遊型イベント。11月1日(金)から、前売り券が販売中だ。

未知の体験を提供する「ステレオライト」

灯りの前に手をかざして思い思いの動物やモノの形を作る影絵は一般的でなじみ深い遊びだが、そのほかにも影踏みやカラーセロハンで形を作って鮮やかな影を楽しむ方法など、影を使った遊びはさまざまある。

そのなかのひとつで、晴れた日に自分の影を青空へと送る「影送り」という遊びを知っている人もいると思う。遠く離れた広い空に雲のように自分の影の残像が浮かぶ様子は、なんとも不思議で地球からの贈り物をもらったような気持ちにもなる。

地球上には太陽から注がれる光がある。そして光があるところには影がある。いわば、生活と影は切っても切れない関係だ。

その身近な存在の影とともに楽しめる回遊型イベント「シャドウアップ高知城」が、高知市の高知城・高知公園で開催される。


同イベントでは、アブストラクトエンジンが独自で開発した二眼投光器「StereoLight(ステレオライト)」により、3Dグラスを着用することで、さまざまな影や光の反射が立体的に浮かび上がる未知の体験を楽しむことができる。

山内一豊が築城し「南海道随一の名城」と名高く、2014年には日本三大夜城に認定もされた高知城は、ライトアップやプロジェクションマッピングなど、夜闇に浮かび上がる多彩な光の演出も見どころだ。

「シャドウアップ高知城」は、夜城としての魅力をさらに引き出す新しい演出となりそうだ。

天守に自分の影が浮かび上がる仕掛け

園内には、光と影を楽しむ5つの見どころが用意される。


高知城の天守では、「シャドウアップステージ」として、自分の影がダイナミックに映り込む体験ができる。

お城の壁面を利用したプロジェクションマッピングは多数あれど、自分の影が投影される体験はなかなかできないはず。江戸時代以前から残る現存天守十二城のひとつである、高知城の天守に自分の影が映るという貴重な体験を味わってみてほしい。


もうひとつの天守に関連する仕掛けは「影おとし」。天守最上階から、夜景と会場全体を見渡しながら下界に向けて巨大な自分の影を落とすというもの。いたずら好きの城主になった気分で、思い思いのポーズを取ってみよう。


手持ちタイプのステレオライトで楽しむのは「影さがし」。広場に設置されたさまざまなオブジェを照らして探索するというものだ。一体どんなオブジェの影が迫り来るのかは、行ってからのお楽しみだ。

水面のゆらめきを眺める、幻想的なインスタレーション

幻想的な光と影の演出を楽しみたい、という人におすすめなのが「たゆたう光壁」と「きらめきの広場」。


「たゆたう光壁」は、光と影で再現した水面のゆらめきが空間に浮かび上がる。空間全体を使ったアート体験ができるインスタレーションとなっている。


「きらめきの広場」も、広場の空間を使ったインスタレーション。自分の影ときらめく光が木々と交差する、幻想的な空間を楽しめる。

前売り券の販売期間は、11月1日(金)~12月5日(木)。高知城公式サイト、ローソン・ファミリーマートや一部の市内観光施設などで購入可能だ。

約400年あまりの歴史を持ち、本丸御殿と天守が接続する形式を残す城としては日本で唯一の高知城。梅や桜、紅葉など、四季の移り変わりを花木で感じることもできる優美なこの地で、光と影の世界を楽しんでみて。

■「シャドウアップ高知城」開催概要
日時:12月6日(金)~2025年1月13日(月・祝)17:30~21:30
場所:高知城・高知公園
住所:高知県高知市丸ノ内1丁目2-1
料金:前売り券 大人1,300円、中高生700円、小学生400円/当日券 大人1,500円、中高生900円、小学生500円
※未就学児童は無料、上記料金は懐徳館・天守への入館料を含む
高知城公式サイト:https://kochipark.jp/kochijyo
シャドウアップ高知城特設サイト:https://kochipark.jp/kochijyo/shadowup-kochi

(Kanako Aida)

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