書道家シンガーのTomochika890(やっくん)は、11月13日(水)に神奈川県横須賀市の障がい者施設「清光ホーム」でのライブをもって、ついに日本10周を達成する。
Tomochika890(やっくん)は、全国47都道府県の高齢者施設、障がい者施設、学校、保育園などを巡り、書道パフォーマンスと音楽ライブを通じて多くの人々に笑顔を届けてきた。
12月14日(土)には、日本10周達成を記念し、地元・愛媛県今治市で「日本10周達成ありがとうコンサートin愛媛」を開催予定だ。
全国を巡り、歌と書道のパフォーマンス
愛媛出身のTomochika890(やっくん)は、歌いながら書道をするシンガーソングライター。
サラリーマン時代に、人生に悩み、人生を諦めようと思ったとき、音楽(歌)に助けられ、28歳から音楽活動開始。2009年(29歳)CDデビュー。書道家「友近燧山(すいざん)」として美術年鑑にも登録されている。
2011年東日本大震災がきっかけに
友近氏が全国各地で音楽ライブを行う活動のきっかけとなったのは、2011年の東日本大震災。
震災後、「自分に何ができるのか」と無力感に苛まれ悩んでいた中、愛媛県東京事務所から被災地でのボランティアライブを依頼する電話があった。その一本の電話がきっかけで、「歌を届ける」という決意を胸に、日本中で歌と笑顔を届ける活動の一歩を踏み出したという。
以来、全国47都道府県の高齢者施設、障がい者施設、学校、保育園などを訪れ、音楽ライブを続けている。
最近では、保育園や子ども向けイベントでのライブを精力的に行い、「歌のお兄さん」としても大人気だそう。これまで訪問した施設は累計2200ヵ所を超え、12万人以上の人々に歌と笑顔を届けている。
書道×音楽で感動を
Tomochika890(やっくん)の実家は、書道塾「燧洋(すいよう)書道会」で、友近氏は幼い頃から父・吾邑(ごゆう)に師事し、書道を学んだ。
書道家として「友近燧山(すいざん)」の雅号を持ち、美術年鑑にも掲載されるほか、「宇野雪村賞」全国書道展「奎星賞」など数々の受賞歴がある。
音楽活動においても、書道家である父・吾邑氏の助言を受け、書道と音楽を融合させた独自のパフォーマンスを開始。
自身で作詞・作曲した歌を歌いながら、歌詞のテーマに沿った文字をその場で書くパフォーマンスは圧巻。さらに、曲が進むにつれて文字が変化していく仕掛けは唯一無二で、観客を驚かせる。視覚と聴覚に訴えかけるこの書道パフォーマンスは、多くの観客を魅了し続けている。
地元・愛媛県今治市で記念コンサート開催
そんなTomochika890(やっくん)の「日本10周プロジェクト」は、1年間で47都道府県すべてを巡り音楽ライブをするという壮大なプロジェクトだが、11月13日(水)、ついに神奈川県横須賀市の障がい者施設・清光ホームのライブで、日本10周目を達成することとなる。
また、地元・愛媛県今治市で、日本10周達成を記念して、「日本10周達成ありがとうコンサート」を12月14日(土)13:30~16:30頃に開催する。
これまで支えてくれた多くの人々への感謝の気持ちを込めたステージをお届けする予定だ。場所は、今治市中央公民館4F大ホールで、全席自由席、入場料は無料。
日本全国を巡り、歌やパフォーマンスで人々を元気づける友近氏の旅もいよいよゴールに。そんな友近氏の活動を今後も見守り応援したい!
Tomochika890ホームページ:http://music.islove.jp
Instagram:https://www.instagram.com/tomochika890/?hl=ja
X:https://x.com/tomochika890
(鈴木 京)