
愛知県を中心に住宅型有料老人ホームや訪問介護、訪問看護などの介護・医療関連事業を展開してきたグッドライフを運営母体とするグッドチャレンジは、1月1日(木)、就労継続支援A型事業所「ほまれの家 チャレンジ」を開業した。
「働きたい」を応援。安心できる就労の場を提供
障がいのある人の中には、「働きたい」という思いを持ちながらも、体調や特性、環境の違いから就労を続けることが難しいケースも少なくない。「ほまれの家 チャレンジ」は、その思いをもう一度つなぎ、安心して挑戦できる就労の場を提供することを目的としている。就労支援だけでなく、生活の安定とともに、自分の力を実感しながら自信を深めていくことを大切にした支援を行っていく。
また、同事業所は全国で就労支援事業を展開するフランチャイズブランド「ほまれの家」グループにおいて、フランチャイズ加盟100店舗目という大きな節目での開業となった。
介護現場での経験から生まれた開業の背景
グッドチャレンジ代表・長岡剛氏は、大手介護会社での訪問入浴業務や有料老人ホームの施設長など、長年にわたり介護現場の第一線で経験を積んできた。その中で強く感じてきたのは、「医療依存度が高い」という理由で入居や支援を断られてしまう人が少なくないという現実だった。


制度や運営上、やむを得ない判断とされる場面であっても「本当にそれでいいのだろうか」という疑問を抱き、医療依存度の高い人も受け入れる施設を設立した経緯を持つ。
地域に根ざした介護事業を続ける中で、寄付活動などにも注力し、各市役所から感謝状を受けるなど、地域とのつながりを大切にしてきた。
一方で、介護とは異なる現場でも、次第に同じような“壁”を感じるようになったという。それが、障がいのある人やその家族からの「働きたいのに働けない」「長く続かない」という声であった。本人の意欲や能力の問題ではなく、本人に合った働き方や安心して続けられる環境が整っていないという課題を解決したいと考えたことが、「ほまれの家 チャレンジ」開業のきっかけとなった。
一人ひとりの特性に合わせた具体的な取り組み内容

「ほまれの家 チャレンジ」では、利用者の体調や特性、得意・不得意を丁寧に把握し、無理なく取り組める就労の形を提供する。主な活動・取り組みとしては、運営母体が管理する住宅型有料老人ホームでの簡単な清掃作業があり、初めての人でも取り組みやすいよう工程を細かく分けて設計されている。
また、事業所内ではパソコンを使用した業務にも取り組む。その業務内容は、母体法人の求人募集に関わる文章構成の補助やホームページの更新、SNSの運営補助、経理の簡単な入力作業など多岐にわたる。

1日の流れは朝礼と体調確認から始まり、作業・休憩・振り返りの時間を設けることで、生活リズムと就労力の両立を支援する。利用者一人ひとりの様子を見ながら柔軟に調整し、より安心して取り組める環境づくりを進めていく考えだ。
また、振り返りでは「できたこと」に目を向け、小さな成功体験を積み重ねていくことを大切にしている。
事業所の特徴と今後の目標について

「ほまれの家 チャレンジ」の特徴は、「まずは続けること」「挑戦してみようと思えること」を大切にした支援を行うことである。最も大切にしているのは安心感で、本人のペースを尊重することを基本とし、達成しやすい目標設定を通じて、小さな「できた」を積み重ねる支援を行う。
さらに、就労面だけでなく生活面も含めて継続を支え、安心して通い続けられる環境づくりを目指す。
代表の長岡氏は、「ほまれの家 チャレンジ」を「働きたい」という気持ちをあきらめない場所にしたいと考えている。
節目となるフランチャイズ加盟100店舗目の開業に際して、長岡氏は「将来的には、地域の中で安心して働き続けられる場を広げ、就労と生活を一体で支える仕組みを整えていくことを目標としています。また、障がいのある方専門の企業設立も視野に入れ、働き方の選択肢と活躍の場を増やしていきたいと考えています」とコメントを寄せた。
見学や相談は随時受付中
「ほまれの家 チャレンジ」では、見学や相談を随時受け付けている。就労継続支援A型事業所の利用を検討している人や、家族からの相談も歓迎しており、「まずは話だけ」「雰囲気を見てみたい」という場合でも気軽に問い合わせが可能だ。なお、対象は障がいのある18歳以上の人となっている。
一人ひとりの「働きたい」という意欲に寄り添い、共に歩む新たな挑戦の場「ほまれの家 チャレンジ」を、チェックしてみてはいかがだろうか。
■ほまれの家 チャレンジ
住所:名古屋市西区新道1丁目15-12 グリーンハイツ新道1号室
グッドライフ公式サイト:https://goodlife-care.co.jp
フォープラン公式サイト:https://for-plan.co.jp
(丸本チャ子)