「写真を撮って国際協力」ができる「スタンド・アップ テイク・アクション(スタンド・アップ)」の参加者が、昨日10月16日で1万人を超えました。
世界反貧困デー(10月17日)とは、国連が定めた国際デーで、すべての国おいて貧困と欠乏を解消する必要があることを広く知らせるために制定され、1993年からスタートしました。
スタンド・アップは、この世界反貧困デーに向けて9月~10月にかけて行われているキャンペーンで、世界の貧困問題の解決を目的としています。実施期間中(今年は9月13日~10月19日)であればいつでも、どこでも、誰とでも参加できる国際協力のキャンペーンで、2006年から国際的に始まり、日本では国際協力NGOネットワーク「動く→動かす」(東京都台東区)が主催しています。
スタンド・アップとは、貧困のない世界を実現したい、貧困問題解決のために制定された「国連ミレニアム開発目標(MDGs)」を達成してほしい、そんな希望を持つ方であれば誰でも参加できるキャンペーンで、実施期間中に写真を撮り、10月27日(月)までにウェブサイトから参加人数やメッセージとともに写真を登録するだけで参加できます。「動く→動かす」がこの人数を集計し、世界の貧困問題に対する市民の声として日本政府に届けます。昨年は日本で3万2600人が参加。「動く→動かす」がその結果を外務省の石原宏高外務大臣政務官に届け、MDGs達成に向けて取り組みを加速するよう求めました。今年も同様に、日本政府への働きかけを行います。
スタンド・アップ公式ウェブサイトには、現在すでに350枚以上の写真が投稿され、1万3000人以上が参加しています。個人や家族から学校、NGO、企業まで、さまざまな人々より世界の貧困問題解決に向けた写真とメッセージが投稿されています。
スタンド・アップ・キャンペーンは今年が最後、そして実施期間は残り3日間、10月19日(日)まで。登録は10月27日(月)までです。キャンペーンに関する詳細、登録、参加写真の閲覧は、ウェブサイトをご覧ください。