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株式会社アクト

子育て世帯の約7割が「選挙に行けなかった経験あり」 理由は「子どもの病気など子育てに関わるもの」が約4割に

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~9割超がインターネット投票に賛成、「子育て世帯の意見が反映されやすい」の声~

 ITによるトータルソリューションを提供する、株式会社アクト(本社:東京都文京区、代表取締役:小林泰彦、以下 アクト)は、未就学児のお子様がいる子育て世帯の男女106名に対し、「選挙のインターネット投票に関する意識調査」を実施いたしましたので、お知らせいたします。

調査概要

調査概要:選挙のインターネット投票に関する意識調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年7月15日~同年7月16日
有効回答:未就学児のお子様がいる子育て世帯の男女106名

サマリー

約7割が「選挙に行けなかった/行かなかった」経験あり

 「Q1.あなたは、選挙の投票に行くつもりだったが、行けなかった/行かなかったという経験がありますか。」(n=106)と質問したところ、「はい」が70.8%、「いいえ」が29.2%という回答となりました。

・はい:70.8%
・いいえ:29.2%

選挙不参加の理由、50.7%が「仕事」、38.7%が「子育てに関わるもの」と回答

 「Q2.Q1で「はい」と回答した方にお聞きします。その時の理由を教えてください。(複数回答)」(n=75)と質問したところ、「仕事」が50.7%、「子どもの病気など子育てに関わるもの」が38.7%、「旅行などプライベートの予定」が29.3%という回答となりました。

・仕事:50.7%
・子どもの病気など子育てに関わるもの:38.7%
・旅行などプライベートの予定:29.3%
・天候:24.0%
・自身の病気・怪我:21.3%
・その他:12.0%
・答えたくない/覚えていない:2.7%

インターネット投票のメリット、「子育てに忙しくても投票でき、意見が反映されやすい」が51.9%で最多

 「Q3.選挙におけるインターネット投票が実現したらどのようなメリットがあると考えますか。(複数回答)」(n=106)と質問したところ、「子育てに忙しくても投票でき、子育て世帯の意見が反映されやすくなる」が51.9%、「若者の投票率が上がり、若者の意見が反映されやすくなる」が49.1%、「全体の投票率が上がり、より平等な政治につながる」が45.3%という回答となりました。

・子育てに忙しくても投票でき、子育て世帯の意見が反映されやすくなる:51.9%
・若者の投票率が上がり、若者の意見が反映されやすくなる:49.1%
・全体の投票率が上がり、より平等な政治につながる:45.3%
・コロナ禍での「密」を防ぐことができる:45.3%
・不測の事態でも投票ができる:37.7%
・時期に左右されず投票できる:32.1%
・その他:4.7%
・特にない/わからない:4.7%

その他のメリットに、「妊婦や産後の人が、投票しやすい」などの声

 Q3で「特にない/わからない」と回答した方以外を対象に「Q4.Q3で回答した内容以外にインターネット投票のメリットだと考えられる点があれば教えてください。(自由回答)」(n=101)と質問したところ、「妊婦や産後の人が、投票しやすい」や、「高齢者や体が思うように動かない方も投票しやすい」など74の回答を得ることができました。

<自由回答|一部抜粋>
・38歳:妊婦や産後の人が、投票しやすい。
・31歳:高齢者や体が思うように動かない方も投票しやすい。
・41歳:忙しくて中々行けない時でも、投票できるからとても良い。
・38歳:空いた時間で、ゆっくり投票できる。
・35歳:交通手段がなくてもできる。
・35歳:引きこもっている方や入院中の方なども投票できる。
・42歳:自分の時間に会わせて、いつでも投票が出来るため、投票率も上昇すると思われる。

インターネット投票の懸念点、「サイバー攻撃などの危険性」が51.9%で最多

 「Q5.選挙におけるインターネット投票に対する懸念点だと考えるものを教えてください。」(n=106)と質問したところ、「サイバー攻撃などの危険性」が51.9%、「本人が投票したか確認できない」が43.4%、「選挙の厳格さが失われる」が24.5%という回答となりました。

・サイバー攻撃などの危険性:51.9%
・本人が投票したか確認できない:43.4%
・選挙の厳格さが失われる:24.5%
・公平性に不安が生じる:19.8%
・SNSなどの影響力が強くなりすぎる危険性:18.9%
・その他:4.7%
・特にない/わからない:17.0%

その他のデメリットに、「他の人にお願いして投票する」などの声

 Q5で「特にない/わからない」と回答した方以外を対象に「Q6.Q5で回答した内容以外にインターネット投票に対する懸念点があれば教えてください。(自由回答)」(n=87)と質問したところ、「誰でもいいと思っている人が他の人にお願いして投票する」や、「なりすましを防ぐのが難しそう」など61の回答を得ることができました。

<自由回答|一部抜粋>
・41歳:誰でもいいと思っている人が他の人にお願いして投票する。
・35歳:なりすましを防ぐのが難しそう。
・40歳:インターネットを普段利用しない方々は自分で操作して投票する事が難しいのではないかという点。
・36歳:現場が、混乱しそう。
・36歳:秘密が保てるか。

9割超がインターネット投票に「賛成」の声

 「Q7.あなたはインターネット投票の実現に賛成ですか?」(n=106)と質問したところ、「賛成」が40.6%、「やや賛成」が52.8%という回答となりました。

・賛成:40.6%
・やや賛成:52.8%
・やや反対:5.7%
・反対:0.9%

インターネット投票導入に対する要望、「24時間アクセスできること」「セキュリティと透明性をしっかりと確立させること」など

 「Q8.インターネット投票を導入する上で要望があれば教えてください。(自由回答)」(n=106)と質問したところ、「24時間アクセスできること」や、「セキュリティと透明性をしっかりと確立させること」など72の回答を得ることができました。

<自由回答|一部抜粋>
・37歳:24時間アクセスできること。
・38歳:セキュリティと透明性をしっかりと確立させること。
・35歳:スマホでできるようにしてほしいのと期間を短くはしないでほしい。
・35歳:年配でも簡単にできるようになってほしい。
・32歳:期日前であれば、20時以降も投票可能にして欲しい。
・30歳:個人情報の徹底。

まとめ

 今回は、未就学児のお子様がいる子育て世帯の男女106名を対象に「選挙のインターネット投票に関する意識調査」を行いました。

 結果として、約7割が選挙に行けなかった/行かなかった経験があることが明らかに。その理由として50.7%が「仕事」、38.7%が「子どもの病気など子育てに関わるもの」を挙げており、働き盛りである子育て世帯ゆえに選挙にいくことができない事情がうかがえます。それゆえか、インターネット投票のメリットには「子育てに忙しくても投票でき、意見が反映されやすい」が51.9%で最多となり、9割超がインターネット投票に「賛成」という結果になりました。

 2021年7月に行われた東京都議会選挙は悪天候に見舞われたこともあり、史上2番目に低い投票率となりました。「雨の中子どもを連れて選挙なんていけない」といった子育て世帯も多かったことでしょう。全世代平等に選挙に参加でき、それぞれの意見がしっかりと反映される選挙にするためにも、インターネット投票の導入を進める必要がありそうです。

 また、インターネット投票のデメリットとして「サイバー攻撃の危険性」や「なりすましの横行」なども挙がっています。これらの課題を解決したうえで、誰もが快適に投票できる環境を作ることがよりよい選挙の実施につながることでしょう。

自治体募集中!インターネット投票システムの実証実験を推進

 全国300以上の自治体への選挙システム導入・運用サポートのノウハウを活かし、社会課題であるインターネット投票システムを提案する「アクト」。
 ブロックチェーン技術を活用したセキュアな投票の実現やクラウドを用いたコスト削減を意識したシステムの導入、選挙運用を熟知しているからこその自治体職員との二人三脚な運用サポートを提供します。
 現在実証実験にご協力いただける自治体を募集しております。弊社問い合わせ窓口までお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ:info@act1.co.jp

会社概要

会社名  :株式会社アクト
所在地  :東京都文京区小石川1-3-25 小石川大国ビル6階(本社)
代表取締役:小林泰彦
URL   :https://www.act1.co.jp/index.html
事業内容 :導入計画から運用支援に至る、ITに関するトータルソリューションの提供

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