ダボス会議やTEDと並ぶ「世界トップ12大会」。本年大会実行委員会・歴代共同代表が継続参加を評価「世界には彼のような人がもっと必要だ」。3月27日、帰国報告会をオンライン開催。

NHKサンデル教授「白熱教室」でも紹介され、大会会場となったハーバードビジネススクール(2026.3.1撮影)
一般財団法人夢投資財団(所在地:長野県飯田市、代表理事:田辺大)は、同財団代表理事の田辺大が2026年2月28日~3月1日にハーバード大学で開催された社会起業家の世界大会「Harvard Social Enterprise Conference(SECON2026)」に参加し、2003年から24年間連続参加を達成したことをお知らせいたします。この継続参加は大会関係者によれば、現在確認されている参加者の中で最長の記録となります。田辺は大会実行委員会からインタビューを受け、その動画が大会公式SNS(LinkedIn・Instagram)で公開されました。日本人参加者へのインタビュー動画が収録され、そして大会公式SNSで発信されたのは確認される限り史上初となります。
今回公開された動画インタビューが大会公式SNSを通じて世界中に発信され、日本から毎年渡航して24年間参加を続けてきた田辺の見解が国際的に紹介されています。
1. 24年間連続参加 ― 地方から世界へ
Harvard Social Enterprise Conference(SECON:「ハーバード社会事業大会」)は、ハーバードビジネススクールとハーバード・ケネディスクールの共催により2000年に始まった社会起業家の世界大会で、原則として毎年3月に開催されます。米フォーブス誌から、ダボス会議、TEDなどと並び「世界トップ12大会」の一つに選出されています。世界各地から社会起業家、投資家、研究者、NPO、企業関係者が集まり、社会課題の最前線と未来の社会像が議論される場として知られています。田辺は2003年大会に初めて参加し、その後24年間にわたり連続参加を続けています(2003年の初参加から数えて24回目)。今回のSECON2026では、田辺のインタビュー動画が大会公式SNSで紹介され、現在確認されている限り、日本人参加者がこのような形で大会公式SNSで紹介されたのは初めてです。

大会公式SNSで田辺大のインタビュー動画が2026年3月に公開

2026年大会の基調講演パネル「社会契約の未来」(The Future of Social Contract)

2026年大会の部会「インパクト投資の内幕」(An Inside Look at Impact Investing)

2026年大会の大会実行委員会の挨拶
2. 2026年大会実行委員会共同代表のコメント

2026年大会で挨拶する共同代表のアティーク氏
SECON2026共同代表(マーケティング責任者)のマヒーン・アティーク(Maheen Attique)氏(ハーバード・ビジネススクール)は、本大会と田辺の参加について次のようにコメントしています。
世界がますます不安定で分断されていると感じられる時代だからこそ、Social Enterprise Conferenceのような場の重要性はこれまで以上に増しています。SECONは、地理的・学問的・思想的な境界を越えて人々を結びつけ、最も重要な問いに向き合い、より包摂的で持続可能な未来を共に構想する場です。今年は特に、AI時代における社会契約の変容をめぐる議論が交わされ、制度と社会の関係を問い直すことの重要性を改めて認識させられました。20年以上にわたりこのコミュニティの一員であり続けている田辺氏のような参加者と、新しい声が共に集うこと。その継続性、多様性、そして互いへの敬意こそが、このコミュニティを特別なものにしているのだと、力強く思い起こさせてくれます。
Maheen Attique, Co-Chair (Marketing), SECON 2026, Harvard Business School
"In a world that often feels increasingly volatile and fragmented, spaces like the Social Enterprise Conference feel more important than ever. SECON brings together people from across geographies, disciplines, and perspectives to engage with the questions that matter most and to imagine more inclusive, sustainable futures together. This year, conversations around the evolving social contract-especially in the age of AI-reminded us how important it is to rethink the relationship between institutions and society. Having participants like Yutaka, who has been part of this community for over two decades, alongside new voices, is a powerful reminder that continuity, diversity, and mutual respect are what make this community so special."
3. SECON歴代代表のコメント

2023年大会で挨拶する共同代表のブシコー氏
SECON2023共同代表のマーク・アラン・ブシコー(Marc Alain Boucicault)氏は、田辺の長年の参加について次のように述べています。
SECONの重要な特徴の一つは、ハーバード・ケネディスクールとハーバード・ビジネススクールが連携して社会起業を議論する特別な場を作っていること、そして世界中から多様な参加者がハーバードに集まることです。
ビジネスと社会的インパクトの融合は地域ごとに異なります。だからこそ、壇上でも壇外でも世界の知見とつながれるこの場は非常にユニークなのです。
田辺氏は本大会の最長参加者です。彼の継続参加は、まさに本物のコミットメントの証です。
日本での経験から常に示唆に富む貢献をもたらしてくれています。
世界には、彼のような人がもっと必要です。
Marc Alain Boucicault, SECON 2023 Co-Chair
"Beyond the powerful combination of engaging the Harvard Kennedy School and the Harvard Business School to create a special space to discuss social entrepreneurship, one of the most pertinent parts of SECON is that it drives a significant international audience to Harvard. The combination of business and social impact looks different everywhere. Therefore, the possibility to connect with global insights on and off stage is quite unique. The commitment of Yutaka, our longest standing attendee, is a true sign of commitment. He has seen many themes developed at SECON and has always been able to bring insightful contributions from his experience in Japan. The world needs more people like him!"
4. 24年間の蓄積から見えた大きな可能性
1993年の北海道南西沖地震での災害ボランティア参加を原点とする田辺は、「なぜ非営利業界では雇用の創出や所得が伸び悩み続けるのか?」という問いを長年持ち続けています。外資系経営コンサルティング会社のPwCから2003年に社会起業家として独立。主に都内でNPOへの経営支援にあたるも、より地方の現場に身を置きたいと2024年4月に長野県飯田市に移住。そして「非営利業界や地方起業の状況の好転、ひいては地方再生に貢献したい。」と2025年4月に経営支援を特長とする夢投資財団を設立しました。
日本のソーシャルセクターでは、助成金や補助金など単年度の仕組みに依存することが多く、活動の蓄積が資産として積み上がりにくいという課題が指摘されています。田辺は、こうした構造が社会事業の成長を妨げている可能性があると考えています。
今回の帰国報告会では、大会での学びを題材に、国内外から大きな資金を呼び込むための具体的な方法を議論します。海外のファミリーオフィス(富裕層の財産運用組織)、日本の公益信託(2026年4月制度改正)について具体的に触れ、日本各地からの参加者が「地元でも着手できる」と動ける契機を生み出します。
5. 帰国報告会の開催
今回の大会で得られた知見、24年間の経験から見えてきた構造的課題、そして突破口を具体的に共有する場として、帰国報告会を開催します。単なる海外礼賛ではなく、私たち日本に備わる大きな可能性を語り合い、日本のソーシャルセクターの新しい出発に貢献するイベントです。
イベント名:なぜ日本のソーシャルセクターは「大きな案件」を取りに行けないのか?
- 【フォーブス誌「世界トップ12大会」|3/27(金)夜】ハーバード24年連続参加・大会共同代表が評価した日本人の問い -
日時:2026年3月27日(金)19:00~21:00
形式:Zoomオンライン開催(参加者限定でアーカイブ配信あり)
定員:100名
参加費(税込):
・ 一般社会人 5,000円
・ NPO・個人事業 2,000円
・ 学生・起業準備中 1,000円
・ ご寄付 10,000円~
・ 篤志家 50,000円~200,000円
※研修費・研究費として領収書発行可能
詳細・申込:https://secon2026-japan.peatix.com/
(報道機関の方々を歓迎します。Peatixでなく今回の通知メールからお申し込みください)


6. 田辺大プロフィール
一般財団法人夢投資財団 代表理事。
北海道南西沖地震(1993年)の災害ボランティアを原点に社会課題に関わる。
PwC退職後、2003年より社会起業家支援に従事。
ハーバード社会事業大会に歴代最長となる2003年から24年間連続参加。
2005年、日本語版Wikipediaに「社会起業家」の項目を初めて設定。
NHK「おはよう日本」、テレビ東京WBS、日本経済新聞等メディア出演多数。
長野県飯田市在住。
7. 団体概要
団体名:一般財団法人夢投資財団
所在地:長野県飯田市
設立:2025年4月
HP:https://ytz.or.jp
代表理事:田辺大
代表挨拶:https://ytz.or.jp/about#greetings
事業内容:研修・助成・経営コンサルティングを通じた社会起業家支援。米国 ActKnowledge社(Center for Theory of Change)とのパートナーシップによりTheory of Change普及活動も実施。
SNS:Instagram / Facebookページ / X / note
過去ニュースリリース:
「寄付して終わり」にしない。経営のプロが伴走し、地方事業の“焦げ付き”を防ぐ「応援投資」始動。長野県飯田市発・夢投資財団が3つの参画プランを発表。(2025.12.24)
8. お問い合わせ先
寄付・参画に関するご相談:https://ytz.or.jp/giving
報道関係お問い合わせ :https://ytz.or.jp/contact