環境クレジットを利用して神奈川県山北町三保山林の保全を支援
東証一部上場のサンフロンティア不動産株式会社(代表取締役:齋藤清一、東京都千代田区、以下サンフロンティア不動産)が、不動産再生中のオフィスビルに森の電気を導入し100%カーボンニュートラル(CO2排出ゼロ)を実現した。
ビル運営を通じて自然環境に取り組む
不動産再生事業を手掛けるサンフロンティア不動産株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:齋藤清一)は法人向けエネルギー調達、再エネ電力推進を支援する株式会社日本省電(JEE)が調達する森林由来の環境クレジットを利用し、不動産再生中のオフィスビルで使う電気について、100%カーボンニュートラル(CO2排出ゼロ)を実現した。
今回、100%カーボンニュートラルを実現したのは、Biz SQUARE築地(東京都中央区湊)、REGRARD NINGYOCHO(東京都中央区北町)の2物件であり、神奈川県山北町三保山林の育林、間伐などにより、吸収された環境価値を購入することによって、更なる森林の保全を支援する。すでに再エネを利用して不動再生物件の電力調達を行っているビルもあるが、一層環境に配慮した不動産再生事業に取り組んでいく。

【再生物件Biz SQUARE築地】




【再生物件REGRARD NINGYOCHO】




ビルの入居テナントにおいても「神奈川県山北町三保山林の森のでんき」を利用し事業を行っているとし、毎年の温対法への報告にも活用が可能である。(CO2排出量ゼロ)また、企業として環境への取組みをアピールすることができる。
ロゴマーク

日本省電代表取締役 久保 欣也氏からのコメント
当社は、社名の通り、電力を使うユーザー企業様向けに、”省エネルギー・省CO2・省コスト”の支援を行っております。昨今のカーボンニュートラルの取り組みでは、再生可能エネルギーばかりが注目されがちです。しかし、他にも森林保全によるCO2吸収などの選択肢があることを、脱炭素に取り組む多くのユーザー企業様に知って頂きたく、今回の事業を企画致しました。再エネなどと違い、単に電力を購入するだけでなく、その森林から環境価値を購入する支援にとどまらず、地域・森林組合との繋がりをつくり、地域を活性化していくことも出来るユニークな取り組みにもつながるものと信じております。
サンフロンティア不動産 リプランニング事業部企画開発グループ 猪俣俊輔からのコメント
スクラップ&ビルドに比べ化石資源の無駄遣いを抑え、自然破壊や二酸化炭素排出の抑制に繋がる環境共生、循環型事業であり、青い地球を守る大義に立ち事業を推進しています。今回の“森のでんき“は、森林の育林を側面から支援することに繋がり、当社の考えに合致すると考え導入を決めました。昨今ESGやSDGsに関心の高い企業もある中、当社のビルにご入居いただくことで、必然的にCO2排出ゼロに貢献し気候変動問題に真摯に取組むことになります。テナント様の事業経営にも役立つものと考えています。
日本省電株式会社とは

法人向けに「エネルギー調達改革をお客様と共にデザインし、実現する」専門家集団として2018年5月に設立。エネルギー調達の戦略策定、設計からBPO運営、需要家新電力の立ち上げまで一気通貫で支援することで調達の最適化を支援しています。コスト削減が難しいとされる大企業に対して精力的に電力調達を支援しており、支援実績は6000 件、900 億円を超えております。
[会社概要]
株式会社日本省電
代表取締役:久保欣也
設 立:2018年5月2日
ホーム ページ :https://www.jee.co.jp/
サンフロンティア不動産株式会社とは

サンフロンティア不動産株式会社は、東京都心部における中小型オフィスビルの再生と活用を中核とした事業を展開しております。「利を求むるに非ず、信任を求むるにあり」「お客様視点を貫き、お困りごとを解決する、期待以上で応える!」という事業方針のもと、ビルの仕入から企画・開発、テナント入居、そして販売とその後のサポートに至るまで一貫した不動産サービスを通じ、“世界一お客様に愛され、選んでいただける不動産会社”を目指しております。
[会社概要]
サンフロンティア不動産株式会社
代表取締役社長:齋藤 清一
設立:1999年4月
URL:https://www.sunfrt.co.jp/