都会の真ん中で静寂なお茶の世界を体験するビギナー向け特別企画と、根津美術館顧問 西田宏子氏による無料トークプログラム開催します。
この度、日本を代表する美術商が一堂に集うアートフェア「2018東美アートフェア」(主催:東京美術商協同組合、企画協力:一般社団人 アート東京)を、2018年10月12日(金)~14日(日)の3日間、東京美術倶楽部(会場:東京都港区新橋6-19-15)で開催致します。
「東美アートフェア」は、創立百年以上の歴史を持つ東京美術倶楽部で開催します。1964年東京オリンピックに合わせて始まった「東美特別展」(3年に一度開催)と姉妹関係にあり、日本美術を世界に伝えたいという思いは開催当時から現在まで続いています。各美術商が、時代や地域を超えた古美術、近代美術、現代美術、茶道具、工芸など多岐にわたるジャンルの中から未来へ伝え繋げるべき「今だからこそ注目すべき名品」を一斉に披露します。
国内外から日本美術に注目が集まる今、「2018東美アートフェア」は、「世界が愛した日本美術」を堪能できる場です。様々な美術品を、ガラスを隔てず間近に眺め、触れ、さらに購入できます。

また、フェア開催期間中には、専門家を招いたトークプログラムや、本格的な茶室で気軽にお茶を体験できる、ビジネスマンに向けた「ビギナーズのためのお茶席体験」などを開催します。

茶道を始めてみたいけど、きっかけがなかった方やビジネスパーソンへ向けた特別企画。
本格的な茶室で仕事帰りにお茶を点てる体験をしてみませんか?
特別企画「茶室で抹茶を点ててみませんか?」
日頃の喧騒から一瞬離れ、都会のビルの中にあるお茶室でお茶を点て、心を落ち着かせ癒しの時間を楽しんでみてはいかがでしょう。現代社会という戦場で日々戦っているビジネスマンへ、仕事帰りに本格的なお茶室「済美庵」で、実際に自分で抹茶を点てる体験をしていただきます。作法は気にせず、お茶の美味しさや、ゆっくりとした空間など、まずは、お茶の世界の入口を覗いてみてください。
タイトル:「茶室で抹茶を点ててみませんか?」
日時:10月12日(金)19時~
場所:東京美術倶楽部 2階済美庵(せいびあん)
定員:20名(先着順)
参加費:3,000円(茶筅と土日に入場できる招待券1枚付き) ※事前申し込み制
申込方法:公式webサイトからお申し込みください。
公式URL:https://toobi.co.jp/artfair2018/events
「人気コミック『へうげもの』の主人公、戦国武将・古田織部に代表される桃山の茶人、茶陶はなぜ魅力的なのか。」自由闊達でひょうげた美の魅力に迫ります。
特別プログラム 根津美術館顧問 西田宏子氏によるトークプログラム
数々の著書を執筆し、根津美術館副館長兼学芸部長を経て、現在は同美術館顧問を務める西田氏による、トークプログラムを開催します。戦国時代、明日命尽きるかもしれない武将たちは戦の合間に戦場でお茶を点てて飲んでいました。そんな時代に、茶の湯を確立した茶人や、日本の茶の湯のために焼かれた茶碗の魅力を語ります。

日時:10月13日(土) 16時~
場所:東京美術倶楽部 2階 花の間
定員:約50名
参加費:無料(ただし入場券をお持ちの方)
ゲスト:西田宏子氏 根津美術館顧問
聞き手:石黒宏一郎(石黒ギャラリー)
※諸事情により当日内容の変更がある可能性がございます。
開催概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/21572/table/9_1.jpg ]
<東京美術倶楽部とは>
東京美術倶楽部は1907年、美術品売立会の入札場運営のため設立された、美術業界で最も歴史のある組織の一つです。現在も、「交換会(業者間入札会)」が頻繁に開催される美術品取引の一大拠点でもあります。その他、展覧会や茶会・公開講座の主催、美術品の鑑定、評価や売却の手伝い、著作権管理など美術に関する事業を展開しています。
<東京美術商協同組合とは>
東京美術商協同組合は、厳しい入会基準を満たしたおよそ500店舗が加盟している美術商組合です。「東美アートフェア」のほかにも、1964年に開催され、国内アートフェアの先駆けとなった「東美特別展」や、1952年から続く「東美正札会」を開催しています。