人手不足が常態化する中、人を増やすのではなく外部の力を活用して現場を止めないという判断が、 神奈川県内の製造現場で初めて実際の導入として動き始めた。
人手不足が常態化する中、神奈川県内の製造現場では、人を増やすことや現場に無理を重ねるのでは
なく、外部の力を活用して現場を止めないという判断が、静かに広がり始めています。
神奈川県横浜市に拠点を置く有限会社奥山製作所では、
2025年5月29日に新プランとして発表した在庫管理支援サービス「Cプラン」が、2026年年始、
神奈川県内の企業2社で初めて実際の現場に導入されました。

構想段階にあったCプランが、初めて実運用へ
Cプランは、同社が提供してきた在庫管理支援サービスの中でも、
「人が増えない前提で、現場を止めないこと」を最優先に設計されたプランです。
発表当初は、各企業での検討や準備が必要となることから、構想・検討段階にとどまっていましたが、
2026年に入り、既存取引先が抱える具体的な現場課題をきっかけに、初めて実運用としての導入が
決まりました。

新規開拓ではなく、既存のお客様の課題から始まった導入
今回の導入はいずれも、新規顧客の獲得や売上拡大を目的としたものではありません。
既存のお取引先が、現場で抱えていた課題をきっかけに始まっています。
同社では2025年10月、まず在庫管理支援サービスのAプランを導入する企業が現れました。
その企業では、第一工場では在庫管理が進んでいた一方、別工場では整理整頓が追いつかず、
必要なネジを他工場まで取りに行くなど、無駄な動線や時間ロスが日常的に発生していました。
現場の状況を確認しながら、「探さなくていい状態」を一つずつ整える支援を行った結果、
Aプランの導入につながりました。
判断は段階的に深まり、Cプランの初導入へ
こうした取り組みを知った既存のお取引先を中心に、
「人が増えない前提で現場を止めない仕組みを整えたい」という判断から、2026年年始、
Cプランを導入する企業が2社現れました。いずれの企業も、属人化を減らし、探す・確認する時間を
減らすことで、努力や根性に頼らず現場を回すことを重視しています。
在庫管理を外部の専門性に役割分担するという選択が、現実的な解決策として採用されています。

代表コメント
有限会社 奥山製作所 代表取締役 中島 剛
人がいないことを嘆いても、現場の課題解決には繋がりません人が増えない時代に、
現場を頑張らせ続けるやり方には限界があります。今回の判断は、売上を狙ったものではなく
目の前の既存のお客様が困っていたことに向き合った結果です。頑張らなくても仕事が回る準備を、
先に整える。そうした判断が、神奈川県内の製造現場で少しずつ増えてきていると感じています。
静かな変化は、現場から生まれている
この動きは、奥山製作所だけのものではありません。
神奈川県内の製造業では今、
派手な改革ではなく、
続けるための現実的な判断が、
現場から静かに生まれ始めています。

会社概要
有限会社 奥山製作所
所在地:神奈川県横浜市南区前里町2丁目46番地
事業内容:ネジ・ボルト等の販売、製造現場向け在庫管理支援
URL:https://okuyama-s.co.jp/