製造現場が「自ら変化に対応できる」仕組みを、無料で。
株式会社メガトレード(京都市)は、すでに公開中の外観検査に特化したオープンソースソフトウェア「OpenAA(R)」に続き、照明・レンズ・カメラを一体化した汎用カメラユニットの軽量タイプを新たにリリースしたことをお知らせします。なお、標準タイプはすでに提供中です。

製造現場は、毎日変化している「工場では毎日同じものを作っている」――そう思われがちですが、実際は違います。
同じ生産ライン、同じ装置、同じ条件のもとでも、材料ロット・温度・湿度・装置の状態といったわずかな差異により、製品が完全に同一の状態で生産されることはほとんどありません。製品が変化するということは、それを判定する外観検査の条件もまた、変化し続けなければならないということです。
しかし現実には、メーカーや外注への依存により、現場主導の迅速な対応が難しくなっています。汎用的な装置や市販のAIソリューションは、導入当初はうまくいっても、数ヶ月後には現場の実態と合わなくなるケースが多く見られます。かといって、既存業務だけでもリソースが逼迫する中、新たな取り組みに手を挙げることへのハードルも高い。
多くの現場が、その閉塞感の中にいます。
OpenAAとは:外観検査を「使い続けられる仕組み」へ
株式会社メガトレードが推進するオープンソースプロジェクト「OpenAA(R)(Open Application Architecture)」は、単なる外観検査ソフトウェアではありません。変化し続ける製造現場に対応するため、以下を一体で提供します。
ソフトウェア(無償公開) 製造現場での教育技術支援運用サポート
外観検査を「一度導入して終わる装置」から、「現場とともに進化し続ける仕組み」へ。OpenAA(R)は、その実現に向けた新しいアプローチです。

小さく始められる、現場主導の外観検査
これまでの外観検査は、稟議を上げ、仕様を固め、メーカーの仕様に合わせる形で進むことが少なくありませんでした。OpenAA(R)はその流れからの解放を目指します。
現場のエンジニアが自ら検査を構築し、実機へつなげていく。一品一様の検査を、メーカーや外注先に依存せず、内部で対応できる仕組みをつくることができます。
「カメラで自動化したい」と思っても予算がつかなかった現場でも、社内にある既存カメラを使ってテストや実験として始めることが可能です。ソフトウェアは無料。コミュニティへの参加も無料で、必要に応じて有料の技術支援を選択することもできます。
新リリース:汎用カメラユニット 軽量タイプ
今回新たにリリースする軽量タイプは、既存の標準タイプに続くラインアップです。照明・レンズ・カメラを一体化した設計はそのままに、現場の声で「ロボットに取り付けたい」「調整しやすくしてほしい」などをうけ、設置場所や用途の柔軟性をさらに高めました。当社での販売も行っていますが、図面および部材情報を無償公開しており、どなたでも自由にダウンロードして製作することができます。

汎用カメラユニット(標準タイプ)
汎用カメラユニットーコントローラー
汎用カメラユニットーケーブル
汎用カメラユニット(軽量タイプ)
コミュニティで「知見」をつなぐ
OpenAA(R)は、ソフトウェアだけでなく、コミュニティと一体で成り立っています。
現場の知見の共有 失敗事例の蓄積 実際に使えるノウハウの交換
現場の経験が、次の現場の力になる。そうした循環を、オープンなプラットフォームで実現します。
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社メガトレード
マネージャー 笹井きりこ
info@mega-trade.co.jp