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YKK AP株式会社

YKK AP、ミラノサローネ初出展

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窓の魅力を世界に発信する “WINDOWSCAPE” 展

YKK AP株式会社(社長:堀 秀充、本社:東京都千代田区、資本金:100億円)は、世界で活躍する建築家ユニット アトリエ・ワンとともに2014年4月8日~24日にイタリア・ミラノ市で開催される世界最大規模のデザインの祭典「ミラノサローネ」へ初出展します。
YKK APは、2007年より有識者の方々とともに、「窓学」という窓に特化した独自の研究活動を行い、多角的に窓を探求しています。アトリエ・ワンの塚本由晴氏(東京工業大学准教授)は、共同研究者として世界各国の窓を調査してきました。今回の展示では、その窓学で培った知見とパートナーシップのもと、窓をテーマとしたインスタレーション(空間)と共同研究成果をあわせて展示し、窓の新たな魅力を多面的に表現します。
窓は、建築空間において、また人々の暮らしの中で多くの役割を担っています。YKK APはミラノサローネにおいて、従来の窓の捉え方を越えて「窓の魅力と可能性」を提示することにより、窓の文化的価値の向上や広い認知につなげていくことを目指します。

1.展示概要
(1)窓の空間体験
“Kaleido-window(カレイド・ウィンドウ)”
歴史あるミラノ大学の中庭に、魅惑的な窓の空間体験を展開します。タイトルにある“Kaleido(カレイド)”とは、万華鏡(英語で”kaleidoscope”)に由来し、古代ギリシャ語で“美しい”を意味します。その万華鏡のような窓の集合からなるトンネル空間では、窓の切り取る内外の風景や光が乱反射し、通り抜ける動きに合わせて、壁や天井がゆらめく不思議な体験ができます。夢幻的な窓空間をインスタレーションにより創出し、窓の新たな魅力を表現します。
(2)研究展示
“Kaleido-window”によって切り取られた回廊空間では、窓学の約7年間にわたる調査研究で収集した世界各国の窓や街並を、豊富な写真と図版に加え、遊び心あふれる仕掛けも交えて紹介します。

2.ミラノサローネ “WINDOWSCAPE”展 開催概要
(1)展示タイトル
“WINDOWSCAPE”展
(2)会場
INTERNI:“FEEDING” NEW IDEAS FOR THE CITY
ミラノ大学内中庭 コルティーレ・ドノーレ(展示面積 約260m2 )
Universita degli Studi di Milano : Cortile d’Onore
住所:Via Festa del Perdono, 7 - Milano(イタリア・ミラノ市)
(3)開催期間
2014年4月8日~24日 9:00-24:00(一般公開、入場無料)

【補足資料】
・「窓学」
YKK APは「窓は文明であり、文化である」という思想のもと、窓に特化した独自の調査・研究「窓学」に取り組んでいます。2007年からスタートしたこの活動をさらに推進する目的で、2013年には「窓研究所」を設立。窓文化創造に向けて、窓の専門知識を収集・保存し、その魅力や新しい可能性を社会へと発信・提言しています。
YKK AP 窓研究所ホームページ:http://www.ykkap.co.jp/madoken/

・アトリエ・ワン
塚本(つかもと) 由(よし)晴(はる)氏、貝島(かいじま) 桃代(ももよ)氏による建築家ユニット。主な活動に2005年「ハウス&アトリエ・ワン」、2012年「Logements Sociaux Rue Rebiere」等数々の建築作品をはじめ、2001年「メイド・イン・トーキョー」等の都市リサーチや、2010年「ハウス・ビヘイビオロロジー」(第12回ヴェネチア・ヴィエンナーレ国際建築展)、2012年「BMW グッゲンハイム ラボ」などの展示企画がある。「ふるまい学(Behaviorology)」をコンセプトに、人、建築や自然要素を関係づけ、生き生きとした空間づくりを実践することを目指し、国内外の多彩なフィールドで活躍中。
また、塚本由晴氏とYKK APの共同研究「窓のふるまい学」の関連書籍として「WindowScape 窓のふるまい学」(フィルムアート社、2010年)、「WindowScape2 窓と街並の系譜学」(フィルムアート社、2014年)を出版している。

※ ミラノサローネについて
1961年より毎年開催され、今年で53回目を迎えるミラノサローネ国際家具見本市は世界中から最新のクリエイターやデザイナー、ブランドなどが集結する世界最大規模のデザインの祭典です。

※ WINDOWSCAPE(ウィンドウスケープ)とは、「窓景」を意味する造語です。

以上

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