―飛騨地域初の4年制大学開学にあたり、教育・まちづくり・産業振興で共創パートナーシップを締結―
2026年4月に開学するCo-Innovation University(学長候補:宮田裕章 以下、CoIU)は、地域共創をテーマに、理論・対話・実践を往還しながら、多様な人々と協力して価値を生み出す「共創」の学びを展開します。
この度、飛騨地域初となる4年制大学の誕生を受け、高山市および飛騨市と大学運営者である学校法人CoIU(岐阜県飛騨市、理事長:井上博成)は、教育、まちづくり、産業振興など多様な分野において相互に連携協力するため、協定を締結いたしました。

飛騨市長・都竹淳也様(右)/高山市長・田中明様(右中央)/学校法人 CoIU 理事長 井上博成(左中央)/コー・イノベーション大学 副学長 高木朗義(左)
本協定は、地域社会の課題解決を図るとともに、未来を担う人材の育成および地域社会の持続的発展に寄与することを目的とするものです。
◯地域とともに学ぶ ― “共創”からはじまる大学のかたち―
CoIUでは、「地域を学びのフィールド」と捉え、教室の中だけで完結する教育ではなく、地域社会の現場に身を置き、多様な立場の人々と対話し、実践を通して問いを深めていく。その往還のなかでこそ、これからの時代に必要な「問を立てる力」と「共創力」は育まれると考えています。
人口減少、産業構造の変化、災害、地域経済の再編。
社会課題が複雑化するいま、一つの専門や一つの組織だけでは解決できない時代に入りました。だからこそ、自治体、企業、住民、学生が立場を越えて共創する“学びの環境”そのものが重要です。
今回の協定は、大学が地域に関わるのではなく、地域とともに大学をつくる取り組みとして、飛騨というフィールドを舞台に、学びと実践が循環する新しい大学のかたちを実装してまいります。
◯ 協定の主な連携内容
(1)教育の振興および人材の育成
CoIUは、地域での実践と多様な理論・対話を往還するカリキュラムを通じて、「問を立てる力」と「共創力」を育むことを目指す大学です。
本協定により、高山市・飛騨市と連携し、地域をフィールドとした実践的な学びを推進し、人口減少や自然災害などの社会課題に対し、オンライン・対面・地域実践を統合した教育を展開します。
また、飛騨市長および市職員が「地方政治・行政」「観光」「祭り」「地域ブランド」「スポーツ・文化」などの分野で講師として参画するなど、地域と大学が一体となった教育体制を構築します。
(2)ボンディングシップ(長期実践型インターンシップ)の推進
CoIUの特徴的なプログラムである「ボンディングシップ」は、2年次以降に全国15の地域拠点(サテライトキャンパス)にて、企業・自治体等と共にプロジェクトに取り組む長期実践型インターンシップです。
高山市・飛騨市はその重要な地域拠点のひとつとして位置づけられ、開学にあわせて学生およびボンディングシップ受入体制を先駆的に整備します。
飛騨地域は、2年次以降も継続してCoIU学生の活動拠点となり、地域課題の解決や事業創出に学生が主体的に関わる環境を整えていきます。
(3)まちづくりの推進および地域課題の解決
本協定では、教育連携にとどまらず、まちづくりや産業振興分野における協働も推進します。
地域資源の活用、観光振興、地域ブランド形成、新たな産業創出など、飛騨地域が抱える課題に対して、学生・教職員・自治体・地域企業が共創的に取り組みます。
大学を地域の知的拠点として位置づけ、持続可能な地域モデルの構築を目指します。
(4)その他、目的達成に必要な事項
飛騨市および高山市では、CoIU開学に合わせて学生支援策を実施します。
令和8年度当初予算として
高山市:2,100千円
飛騨市:6,000千円
を計上し、CoIUが実施する奨学金制度と複合的に支援を行うことで、学生および保護者の経済的負担軽減を図ります。
なお、飛騨市における本支援の財源は、企業版ふるさと納税および個人版ふるさと納税により寄せられた寄附金のうち、使途として「飛騨市での私立大学立地への支援」を選択いただいた分を活用しています。
地域の未来を応援したいという想いが込められた寄附金を、飛騨地域の新たな学びの基盤づくりに活かしてまいります。
◯地域とともに学生を育てる、実践型支援制度― 学びの挑戦を後押しする、飛騨からの応援 ―
CoIUの学びは、地域をフィールドに、実践を通して問いを深めていく4年間です。
その挑戦を、地域全体で支える仕組みとして、高山市および飛騨市は開学にあわせた学生支援策を実施します。
CoIUが実施する奨学金制度と複合的に展開することで、学生および保護者の経済的負担軽減を図るとともに、安心して学びに集中できる環境を整えます。
(1)入学祝金― 新たな一歩を踏み出す学生へ、飛騨市からのエール ―
飛騨市より、CoIUを通じて入学する全学生に対し、入学祝金として1人あたり30,000円(1回限り)を交付します。
入学準備や新生活のスタートにかかる費用の一部を支援し、地域からの歓迎の意を込めた応援制度です。
(2)生活支援金― 地域で暮らし、学ぶ学生を継続的に支える ―
高山市および飛騨市より、各市に居住する学生に対し、生活支援金として1人あたり36,000円(年額)を交付します。
家賃、食費、交通費など、日々の生活にかかる費用をサポートすることで、地域での学びと実践活動を力強く後押しします。
◯今回の協定におけるコメント
高山市長・田中明様
飛騨地域は、独自の文化や伝統、風土を受け継ぐ一方で、少子高齢化や人口減少といった課題に直面する典型的な中山間地域でもあります。こうした地域をフィールドに、学術的視点から研究を深め、その成果を実践へとつなげていく大学が誕生することを大いに期待しています。飛騨市に拠点を置きながらも、高山市とも人や文化が行き交うこの地域全体にとって、大きな意義を持つ取り組みです。若者文化が芽吹く新たな拠点となること、さらに本市の飛騨高山大学連携センターや義務教育学校の取り組みとも連動し、地域の未来を共に育んでいけることを願っています。
飛騨市長・都竹淳也様
高山市とともに学校法人CoIUとの連携協定を締結できましたことを大変うれしく思います。
地域づくり人材を育成する大学が飛騨に誕生することは、課題解決や地域活性化に直結する大きな意義を持ちます。まちなかキャンパスとして地域に溶け込み、実践を通して学ぶ姿は、新しい大学モデルの一つです。学生を地域全体で支え、ボンディングシップの先進事例となる環境を整えてまいります。
ふるさと納税を活用した支援も通じ、挑戦する学生を力強く後押ししていきます。
学校法人 CoIU 理事長 井上 博成
本日、高山市・飛騨市との連携協定を締結できましたことを心より嬉しく思います。
この地を選び挑戦する一期生は、開学とともに歩み始める最初の世代です。すべての受験生が自らの問いと強い意志を持ち、飛騨で学ぶ決断をしてくれています。本協定は、自治体とともに学生を受け入れ、地域全体で挑戦を支える大きな後押しとなります。
世代を越えて学び続ける環境を飛騨から実装し、まちと共に未来を創ってまいります。
◯ 地域から「問いを立て」、社会を動かす学びへ
CoIUは「地域課題を解決できる人材を育成する時代に即した大学」として、まちづくり人材の育成を掲げています。
今回の協定は、飛騨地域における4年制大学の新設という歴史的な節目において、大学と自治体が対等なパートナーとして未来を共創する新たな取り組みです。
飛騨から全国へ、そして全国から飛騨へ。
地域とともに学び、実践し、社会変革を担う人材を育成してまいります。
■Co-Innovation University(略称 CoIU)について(https://coiu.jp/)
学校法人CoIUが運営するCo-Innovation University(CoIU)は「問いを立てる力」と「共創力」を育む4年制大学です。地域での実践、多様な理論・対話を行き来する学びを通じて、学生・教職員・社会人がともに地域課題に挑みます。拠点は岐阜県飛騨市。全国にサテライトキャンパスを展開し、世代や立場を越えて学び合う“新しい大学のかたち”を目指しています。

◯開 設 :2026年4月
◯学部学科 :共創学部地域共創学科
◯入学定員 :120名
Instagram:@coiu_2026:https://www.instagram.com/coiu_2026/
Facebook:https://www.facebook.com/coiu2026
Note:https://note.com/coiu_2026