
株式会社ハートビーツ(本社:東京都新宿区、代表取締役:藤崎正範)が提供する、法人向けファイル転送サービス「Kozutumi(コヅツミ)」は、企業のガバナンス強化と監査対応の効率化を支援するため、新機能『アーカイブオプション for 監査』を正式リリースしました。
本機能は、組織内で行われるすべてのファイル送受信の履歴およびファイル実体を自動でアーカイブし、長期間にわたって安全に保管するものです。
これにより、内部統制の強化はもちろんのこと、ISMSの運用やJ-SOXへの対応において求められる「ログおよび証拠の真正性」を担保することが可能となっています。
■これまでの監査対応における課題
これまでのファイル転送サービスは、あくまで「送るための道具」であり、送った後の「証明するための道具」としては不十分な側面がありました。Kozutumiが多くの企業と向き合う中で見えてきたのは、監査対応の現場における深刻な「空白」です。
「1ヶ月で消える」という仕様の壁
多くのサービスでは、ストレージ容量の都合上、送信から一定期間(多くは数週間~1ヶ月程度)が経過するとファイル実体が自動削除されます。
しかし、監査や内部調査が必要になるのは、多くの場合「数ヶ月から数年後」です。いざ過去の案件を調べようとしても、「記録(ログ)はあるが、ファイル自体はサーバーから消えている」ため、正当性を証明できないという事態が常態化していました。
「送信者が消せてしまう」というリスク
これまでのサービスは、利便性の裏返しとして、送信者自身が履歴を削除できる仕様が一般的でした。しかし、これでは万が一の不正や誤送信が発生した際、「自ら証拠を隠滅できる」隙を与えてしまいます。組織を守るための「証拠保全」としては、あまりに心もとない状態でした。
私たちは、こうした「いざという時に証拠が残っていない」「後から追跡できない」という不安を解消することこそが、これからの監査対応における「新基準」になると考えました。
■ 記録が残っていないこと自体が、監査上のリスクになる
監査の現場で問われるのは、単に「安全に管理されているか」だけではありません。「送受信の証跡が明確に残っているか」「必要なデータをすぐに提出できるか」が極めて重要です。
実際、ファイルが削除されてしまっていると、監査対象期間中の証憑を提出できず、追加説明や代替資料の作成が必要になります。その結果、監査対応の工数が増大するだけでなく、企業としての信頼リスクにまで発展しかねません。
この現実を受け止め、Kozutumiでは従来の思想を見直しました。特に上場企業や上場準備企業のお客様からは、「ファイルを消すのではなく、監査に耐えうる形でアーカイブしたい」という強い要望をいただいてきました。
そこで、もともと一部の大企業向けに限定提供していたアーカイブ機能を再設計し、このたび「監査対応の新基準」として正式にリリースするに至りました。
■『アーカイブオプション for 監査』とは?
本オプションは、Kozutumiでの送受信と同時に、自動で監査用アーカイブを作成する機能です。
自動での長期保管: 5年または10年の保管期間を選択可能。
証跡(ログ)の明確な管理: 「いつ・誰が・何を」送ったのかを完全に可視化。
即時検索・抽出: 管理画面から必要なデータを即座に検索し、一括ダウンロードが可能。
高セキュア設計: 管理者のみが閲覧・操作可能な設計により、情報の真正性を担保。
監査対応に必要な要件を、シンプルかつ確実に満たす仕組みを提供します。
監査対応スキームにおける比較

Kozutumiは、自動保管・証跡管理・即時検索・保管期間の明確化を一体で提供します。
メール添付や汎用ストレージでは対応しきれない、監査要件に最適化された設計が特長です。
自社開発だからこそ提供できる「柔軟性」と「信頼」
本機能を含めKozutumiは自社で設計・実装を行っています。
他社サービスの中には、OEMや外部サービス連携によってアーカイブ機能を提供しているケースも少なくありません。
Kozutumiでは、自社で制御できるからこその強みがあります。
柔軟な対応力: セキュリティポリシーや複雑な監査要件に対し、柔軟な対応が可能です。
迅速な機能改善: 「こういう監査要件に対応したい」というお客様の声を直接受け取り、機能として形にするスピード感を大切にしています。
「こういう監査要件に対応したい」「この運用に合う機能が欲しい」「ここの画面設計を改善してほしい」そうした声を直接受け取り、機能として形にできることも、Kozutumiの大きな価値です。
■ファイル転送は「送った後」が問われる時代へ
ファイル転送はもはや「送れれば終わり」ではなくなりました。
「どう記録し、どう守り、どう説明できるか。」
送った後の説明責任(アカウンタビリティ)が問われる時代において、Kozutumiは『アーカイブオプション for 監査』を通じて、企業の信頼を支える新しいファイル転送の基準を提供してまいります。
【配信者情報】株式会社ハートビーツ
会社名:株式会社ハートビーツ
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿1-28-11 小杉ビル5F
代表者:代表取締役 藤崎正範
設立:2005年4月
URL:https://heartbeats.jp
株式会社ハートビーツは、ITの技術力をもって、顧客事業の確実で最速な成長を推進する「クラウド・アクセラレーション事業」を展開。「クラウド・アクセラレーション事業部」では、ハートビーツの強みでもあるITインフラ設計・構築・運用・監視・障害対応などを基盤に、クラウド技術の更なる推進とお客様の事業発展を見据え、企画、アドバイザリーから開発、運用まで一貫したサービスを提供しています。
新規事業として、脱パスワード付きZIPファイルを推進する 重要ファイル転送プラットフォーム「Kozutumi(コヅツミ)」 も展開中。
IT業界全体の成長を支えるため、新進の才能を育て、業界全体の持続的な発展に貢献してまいります。