~空飛ぶクルマのグローバル事業加速に向け国際輸送を支援~
「空飛ぶクルマ」(※1)および「物流ドローン」を開発する株式会社SkyDrive(本社:愛知県豊田市、代表取締役CEO 福澤知浩、以下「当社」)は、郵船ロジスティクス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 岡本宏行、以下「郵船ロジスティクス」)とサポーター契約(※2)を締結した事をお知らせします。
郵船ロジスティクスは世界47の国と地域に680以上の拠点を構えるグローバルなサプライチェーン・ロジスティクス企業であり、当社のグローバル事業の加速に大変心強いパートナーとなります。
■契約締結の背景
当社は、「100 年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに、「日常の移動 に空を活用する」未来を実現するべく、「空飛ぶクルマ」と 30kg 以上の重量物を運搬できる「物流ドローン」を開発しています。「空飛ぶクルマ」は、2019年に日本で初めての有人飛行に成功し、2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)での運航に向けて、開発を推進しています。
郵船ロジスティクスはグループ経営理念の中で「私たちの使命(MISSION)」として、物事の本質を見極める力("Insight")を働かせ、徹底してサービス品質("Service Quality")の向上に取り組み、新しい価値を創造すること("Innovation")で、世界で認められ選ばれ続けるサプライチェーン・ロジスティクス企業となり、ビジネスと社会の持続的な発展に貢献することを掲げています。航空輸送技術の発展とともに成長してきた郵船ロジスティクスは、航空宇宙産業の発展と、新しい価値の創造を応援したいという意向の下、「空飛ぶクルマ」の実用化にチャレンジする当社とサポーター契約を締結し、物流面で支援いただくこととなりました。今後、当社のグローバル事業の加速に際し国際輸送を支援いただきます。
■各コメント
郵船ロジスティクス株式会社 代表取締役社長 岡本 宏行 様
当社はSkyDrive様のエアモビリティ社会実現に向けた挑戦を応援します。近い将来、SkyDrive様が開発した空飛ぶクルマに乗って人々が移動する社会が訪れることを非常に楽しみにしています。
株式会社SkyDrive 代表取締役CEO 福澤 知浩
当社は、東南アジアとアメリカを注力エリアとし、グローバル事業を加速させていきます。海外展開・国際物流の知見と実績が大変豊富な郵船ロジスティクス株式会社様のご支援を頂けることになり、大変心強く思います。多くを学ばせて頂き、また郵船ロジスティクス様のネットワークを活用させて頂きながら、空飛ぶクルマ事業を推進して参ります。
■郵船ロジスティクス株式会社について
郵船ロジスティクスは海上・航空貨物輸送、倉庫・配送サービス、サプライチェーン・マネジメントをグローバルに提供するサプライチェーン・ロジスティクス企業です。世界47の国と地域に680以上の拠点ネットワークを展開し、2万5000人以上の従業員が、多様化・高度化するお客様のご要望に合わせて最適なソリューションを提供しています。
https://www.yusen-logistics.com/jp_ja/ (日本)
https://www.yusen-logistics.com(グローバル)
※1 空飛ぶクルマとは:電動化、自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段です。諸外国では、Advanced Air Mobility(AAM)や Urban Air Mobility(UAM)と呼ばれています。
引用元:国土交通省(令和5年3月付)
https://www.mlit.go.jp/common/001598463.pdf
※2 サポーター契約とは:株式会社 SkyDrive におけるサポーター契約とは、契約締結企業から部品割引や工数提供という形で支援をいただきながら、空の産業革命をともに創造していくプログラム。
サポーター契約に関するお問い合わせ先: info@skydrive.co.jp (株式会社 SkyDrive 広報)
≪株式会社SkyDrive 概要≫
設立:2018年7月
代表者:代表取締役CEO 福澤知浩
URL:https://skydrive2020.com/
所在地:豊田本社:愛知県豊田市挙母町2-1-1
豊田開発センター:愛知県豊田市西中山町山ノ田20-2
豊田テストフィールド:愛知県豊田市足助地区
東京オフィス :東京都新宿区
大阪オフィス :大阪府大阪市北区梅田1-3-1-800号 大阪駅前第1ビル8階
事業内容:「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに、「日常の移動に空を活用する」未来を実現するべく、2018年7月に設立、「空飛ぶクルマ」及び「物流ドローン」を開発しています。「空飛ぶクルマ」の開発においては、国内で唯一、有人飛行試験を実現し、官民協議会の構成員として制度設計にも関与しております。「空飛ぶクルマ」は、現在2人乗りの機体を開発中、2025年に大阪ベイエリアでのサービス開始を目指しております。30kgの荷物を運搬可能な「物流ドローン」は、山間部を中心とした作業現場で活用いただいています。