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株式会社ドリームインキュベータ

ドリームインキュベータとデンソー、インドで製造・モビリティ分野向け統合デジタルプラットフォームの社会実装事業を開始

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~UNIDOの産業協力プログラムに採択~

株式会社ドリームインキュベータ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三宅孝之、以下「DI」)と株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、代表取締役社長:林新之助、以下「デンソー」)は、両社が共同で行う「製造・モビリティ分野向け統合デジタルプラットフォームのインド社会実装事業(以下「本事業」)」が、国際連合工業開発機関(UNIDO)の「グローバルサウス諸国への日本からの技術移転を通じた産業協力プログラム」*1に採択されたことをお知らせします。

■ 本事業の狙い
本事業は、インドの製造業における物流やCFPなどのサプライチェーンの最適化と、自動車のアフターマーケットにおけるユーザーの利便性向上につながるバリューチェーンの構築を目指すものです。また、本事業の参加パートナーの生産性向上と競争力強化に加え、インド製造業の競争力強化に資する人材育成にも貢献しようとするものです。
さらに、得られた知見・ノウハウ・経験を基に、DIは、今後インド起点のグローバル事業の創出に挑戦する日本企業に対して、構想・戦略・アーキテクチャ策定から製品開発・事業開発の実行伴走(インストレーション)、そしてイノベーションエコシステムの創出まで一気通貫した支援の拡大を目指します。デンソーは、今回の社会実装ユースケースから得られた知見や技術を、インドだけでなくリバースイノベーションとして日本国内や他国にも還元していくことを目指します。

■ 本事業の概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/10437/table/199_1_bcf5ce0245b3e98c270bb146c94ce09f.jpg?v=202508061146 ]
<5つのアプリケーション>
- 物流マネジメント:車両・在庫・輸送品質を統合管理する物流最適化プラットフォーム
- カーボンフットプリントマネジメント:製造からアフターサービスまでのCO2排出量を可視化し、Scope1~3の追跡・報告・削減を支援するGHG(温室効果ガス)マネジメントツール
- KAIZEN IoT:製造現場のボトルネックを可視化し、Kaizenを支援するIoTソリューション
- アフマスーパーアプリ:自動車の修理、洗車、保険などを一括予約・管理し、ユーザーの利便性と事業者の収益向上の両立を支援するアプリケーション
- デジタルインスペクション:自動車の外観をスマートフォンやタブレットで撮影し、その画像データをもとにAIが損傷を検出・自動レポート化する車両検査ツール

DIとデンソーは、これまでもデンソーのインドにおける事業構想・戦略策定および事業化において継続的に連携してきました*3。本事業においても、両社のこれまでの連携の成果やそれぞれが持つ強みを活かし、共同で推進していくことで、インドにおける製造業およびモビリティ社会の発展に貢献します。

<製造・モビリティ分野向け統合デジタルプラットフォームのインド社会実装事業におけるスキーム>

*1:UNIDO(United Nations Industrial Development Organization)は、日本の経済産業省による資金拠出のもと、グローバルサウス諸国における日本企業による大型実証の実施をサポートすることにより、グローバルサウス諸国と世界における技術革新、サプライチェーンの強化、産業インフラの確立を推進するプログラム「グローバルサウス諸国への日本からの技術移転を通じた産業協力プログラム」を実施しています。
*2:Solwerは、デンソーがアジア・インド地域で展開する、社会課題解決を目的としたデータ駆動型ソリューション提供のためのデジタルプラットフォームです。詳細はこちらをご覧ください。
https://solwerindia.com/
*3:本事業以外における、両社の取り組み実績詳細はこちらをご覧ください。
https://www.dreamincubator.co.jp/business/support_case/denso/

■ 株式会社ドリームインキュベータについて(https://www.dreamincubator.co.jp/
「社会を変える 事業を創る。」をミッションに、新たな事業や産業の創造・企業の成長支援を行う「The Business Producing Company」です。リアルかつ当事者的な経営推進力と、実現性の高い戦略に加え、DIの強みである仲間づくりや社内外ドライブ力を融合したビジネスプロデュースで、クライアント企業のビジネス価値の拡大に貢献します。
2015年からインドにてベンチャーキャピタルとして活動を開始しており、近年は投資事業で培ったインドでの事業知見やネットワークを活かし、日本企業とインド企業との事業機会創出を目指した、戦略コンサル及びビジネスプロデュースを推進しています。

■ 株式会社デンソーについて(https://www.denso.com/jp/ja/
デンソーは、先進的な自動車技術、システム、製品を提供するグローバルな自動車部品メーカーです。「地球に、社会に、すべての人に、笑顔広がる未来を届けたい」をスローガンに、「環境」「安心」の分野における提供価値の最大化を通じて、社会課題の解決に取り組んでいます。
1984年以来、40年以上にわたりインドにて自動車部品の製造販売を行っており、インドを今後もさらなる成長が期待される重要な市場と位置づけ、ビッグデータを活用した低温物流の課題解決に向けた実証などにも取り組んでいます。
■本プレスリリースのPDF
d10437-199-f5f424ac81ccfa1c7f9a29ad3a53b5c9.pdf

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