株式会社JTBコーポレートセールス(東京都新宿区、代表取締役社長:皆見 薫)は、「一般社団法人CSV開発機構」へ参画します。
CSV(Creating Shared Value=共通価値の創造)とは、社会課題の解決と企業の事業との両立を図ることで社会と企業が共に持続的な発展をしていくという新たな経営戦略で、最近多くの企業経営者の注目を集めています。
JTBコーポレートセールスは、2012年1月からCSVへの取組みに先進的な企業12社と共に、CSVサーベイランスネットワークを創設し、様々な社会課題をテーマとしたセッション、先進事例の研究や事例視察、シンポジウムの開催、CSV経営の出版などの活動を行ってきました。
CSVによる事業創造・社会課題の解決にむけて、より本格的な活動を推進するために発足した「一般社団法人CSV開発機構」に理事として参画をします。
JTBグループでは観光立国推進、地域活性化にむけて全国の自治体と連携して、地域の交流人口拡大にむけた様々な取組みを推進しています。
またCSVによる新たな事業創造として、環境エネルギー分野では低炭素な社会づくりにむけて全国の観光宿泊・レジャー施設にEV・PHV普通充電インフラ1,000基の設置を行い、旅行客が安心して課金充電できる「おでかけカード」を日本ユニシスと提携して発行する「EVモビリティ観光活性化事業」を推進しています。
また医療分野では、「ホスピタルバリューアップサポートセンター」を開設し、医療機関の人材定着を支援するために職場の活力づくりとワークライフバランスを可視化できるシステム「リテンションサーベイ」を開発し、質の高い医療の提供に貢献していきます。
教育・子育て支援の分野では、子どもの生きる力の芽を育てる“ホンモノ体験”旅いくプログラムを独自開発し、モノをつくる、街ではたらく、自然に学ぶ、文化に親しむ体験プログラムを全国で提供しています。