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公益財団法人日本ユニセフ協会

【報道参考資料】緊迫のイラク情勢 支援物資3万キロ、空路アルビルに到着

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避難民となった子どもは少なくとも45万人

※本信は ユニセフ本部の情報をもとに、日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、独自に
編集したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_73880.html でご覧いただけます

【2014年6月18日 アルビル(イラク)発】

17日火曜日、ドバイから3万3,000キロの緊急人道支援が、北部アルビルに空路で到着。
ドバイのユニセフ物資供給倉庫から届いたテント10張、毛布2,000枚、「箱の中の学校」
20セット、レクレーション・キット、衛生キット5,000セット、幼児向けキット20セット
によって、子どもたちとその家族3万5,000人以上が、支援を受けられるようになります。

北部モスルの急激な情勢変化と西部アンバール県で数カ月続いている武力衝突で、
ユニセフは少なくとも子ども45万人が避難していると推計しています。

ユニセフ・イラク事務所代表のマルツィオ・バビルは「できるだけ早く、イラクの
子どもたちが必要としている緊急人道支援物資を届けなければなりません。特に優先順位
が高いのは、安全な水やトイレの提供、ポリオやはしかの予防接種、教育、『子どもに
やさしい空間』です」と述べ、以下のように続けました。

「危機に直面しているイラクの子どもたちの基本的なニーズに応えるだけでなく、シリア
からイラクに逃れ難民となったシリアの子どもたちがいることを忘れてはなりません。
我々のもつリソースは限界に達しつつありますが、この2つの危機に対応すべく、最善を
尽くしています」。

■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016  FAX : 03-5789-2036  Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Jeffrey Bates, Chief of Communication, UNICEF Iraq, Mobile: +964 7801 964 524
jbates@unicef.org
Najwa Mekki, UNICEF New York, Tel: +1212 326 7448, +1917 209 1804,
nmekki@unicef.org

■参考情報:イラクの基本統計(出典:ユニセフ『世界子供白書 統計版 2014』より)

人口 3,277万8,000人、18歳未満の人口1,542万1,000人、5歳未満の人口482万4,000人、
1人あたりのGNI(米ドル) 5,870米ドル
※統計はすべて2012年

■参考情報:イラクにおけるユニセフの活動

1983年より活動開始。イラク政府を支援し、イラクの子どもたちの健やかな成長と
子どもたちが持つ力を実現するために、保健、栄養、教育、水と衛生、子どもの保護、
社会政策の分野で活動しています。また、子どもにやさしい政策作りや子どもに不可欠
なサービスを届ける組織の能力育成、イラクの子どもたちのすべての権利の実現を目指
しています。スタッフやパートナー団体のネットワークを通じて、基本的な保健サービス
や質の保たれた教育の実現、水と衛生システムの開発、虐待・暴力・搾取からの子どもの
保護、最も社会で厳しい環境や立場に置かれている人たちの支援を行ってきました。
ウェブサイト:http://www.unicef.org/infobycountry/iraq.html
または www.unicef.org/mena

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)

※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

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