
ウインタースポーツの様子
長野工業高等専門学校(長野県長野市、校長:早瀬伸樹、以下「長野高専」)では、令和4年度の学科改組の際に、「グローバル教育」、「人間力UP教育」とともに、リベラルアーツ教育における「柱」として、「長野学」を位置付けました。
長野学は、長野を知り、自分を広げる学び
「長野学」では、長野の歴史や文化に関する講義、冬季スポーツ等に親しむことで、長野県の文化や魅力にじっくりと触れ、これらの学びを通して、社会で生きる力の土台となる人間力だけでなく、豊かな教養や知識、創造性、未来を見通す広い視野を育みます。また、
・自然で学びたい
・アートを楽しみたい
・歴史を紐解きたい
など、興味に合わせて選べるのもうれしいポイント。長野で過ごす学生生活をもっと豊かにしてくれるのが、この「長野学」です。
また、「長野学」の科目群は4・5年次の選択科目として、所属する系に関係なく誰でも受講することができます。
今年度初めて開講した「長野学」ですが、豊かな自然と多様な文化をもつ長野県に位置する高専の特性を生かして今後も改良を重ねることで、より地域性を活かした、充実した授業をお届けしていきます。
「長野学」開講科目のご紹介
[表: https://prtimes.jp/data/corp/75419/table/647_1_eb7e11b0c6c414a57e0d0f0d8bbbf2e4.jpg?v=202602180645 ]
工学科リベラルアーツ教育院 井浦准教授 からコメント(「アウトドア演習」、「ウインタースポーツ」担当)
長野学では、「信州LOVE&Self Discovery ~信州を好きになり、自己再発見をすること~」をテーマに授業を設計しています。
「アウトドア演習」と「ウインタースポーツ」は、長野県の豊かな自然の中での野外活動を通して、信州の魅力を再発見するとともに、自分自身を見つめ直すことをねらいとしたプログラムです。特に「ウインタースポーツ」では、ゲレンデでの活動にとどまらず、スノーシューで雪の森へと足を踏み入れることで、自然を五感で感じる体験を大切にしています。
学生が安心して挑戦できる環境を整え、達成や失敗の経験を通して、自分や他者と向き合いながら、楽しさを自ら創り出せるよう支援しています。
また、今年度「アウトドア演習」、「ウインタースポーツ」を受講した学生からは、
・SUPやキャニオニングは初めての挑戦だった。湖に落ちる、滝つぼに飛び込む経験は、水が怖かった自分を克服できた。「自分は何でもできる」と思えたのが一番印象に残った出来事です。
・クッキングコンテストが忘れられない。みんなのよさを出し合って、役割を見つけ、チームのみんなが動けたとき最高の料理ができた。この達成感は一人では味わえない。
・山で過ごすと、スマホに毎日依存している自分がスマホをいじらず仲間と話をしたり、自然の中で没頭したりして、心を豊かにする充実した時間を過ごせていました。
・初めてスノーボードに挑戦しました。学生リーダーはとても上手で、私ができないところをいろいろな角度から教えてくれたのですぐに吸収することができました。滑るたびに楽しさが増しました。自分から積極的に学んで楽しんで挑戦すればできるようになることがわかりました。
・学生リーダーとしてグループのメンバーに教える機会をもらった。教えることは自分の滑りを認識し改善することができました。また、メンバーの滑りを見てフィードバックをして、上手くなっていく姿を見るのはとても楽しいことでした。今後の人生を左右するほどのよい体験だったと思います。
・班員も違うクラスで話したことがない人もいたためうまくやっていけるか不安だった。しかし、班で協力してかまくらを作ったり、一緒に食事をとったりする中で、自然と会話が生まれて距離が縮まって行くのを感じられてうれしかった。
といった感想が寄せられました。

アウトドア演習の様子
長野工業高等専門学校について
長野工業高等専門学校は、深く専門の学理、技術を教授し、職業に必要な能力を育成することを目的として、昭和38年(1963年)4月に開校しました。卒業生は10,000名を超え、理工系の早期一貫教育を行う高等教育機関として産業界等から高い評価を得て今日まで発展してきました。また、近年では複数の工学分野を融合させて問題解決する場面も多く、分野横断的に工学を学ぶ必要性が高まっています。そのニーズに応えるべく令和4年(2022年)に従来の5学科が「工学科」の1学科に再編されました。

長野高専外観
【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 長野工業高等専門学校
所在地:長野県長野市徳間716
校長名:早瀬伸樹
設立:1963年
URL:https://www.nagano-nct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関