プレミアム付き商品券発行や水道の基本料金無償化などを実施
高槻市は、令和7年12月18日(木曜日)、国の重点支援地方交付金を活用したプレミアム付き商品券の増額や水道料金基本料金の無償化など約19億円の市独自物価高騰対策を盛り込んだ追加補正予算案を市議会定例会に提出。12月3日(水曜日)に提案していた約23億円の物価高騰対策を含む当初補正予算案と合わせて採決が行われ可決されました。この結果、債務負担行為を含め、合計約42億円の市独自物価高対策予算が成立しました。
本日議決された追加補正予算には、消費喚起による地域経済の活性化と家計支援を目的に発行するプレミアム率最大175パーセントの商品券の増額(1口分)、社会福祉施設や保険医療機関・薬局、教育・保育施設、農業者等への支援金の増額といった、当初補正予算案の拡充を図るための予算のほか、水道料金基本料金の無償化(6カ月)と公共交通事業者への支援を行うための予算を計上。市独自物価高騰対策の追加補正予算総額は、19億736万2千円となります。本市では、12月3日(水曜日)に23億1,022万5千円の市独自物価高騰対策を含む当初補正予算案を提案し、こちらも議決されたため合計で42億1,758万7千円の市独自物価高騰対策予算が成立したことになります。
【主な予算内容】
市独自物価高騰等対策関連予算
1 プレミアム付商品券(第8弾)の発行
物価高騰の影響を受けている市民及び事業者を支援するため、プレミアム付商品券(第8弾)を発行する。1口2,000円(1世帯3口まで)で、紙商品券は5,000円分、デジタル商品券は5,500円分の利用が可能で、プレミアム額は最大で10,500円(デジタル商品券の場合。3,500円×3口)。令和8年7月頃の利用開始を予定
予算額:3,111,971千円
2 社会福祉協議会への補助
物価高騰の影響を受けている地区福祉委員会の活動(食事サービス、ふれあい喫茶)を支援する。
予算額:2,960千円
3 社会福祉施設等への支援
物価高騰の影響を受けている社会福祉施設等を支援し、安定した事業運営の継続を図る。
予算額:99,600千円
4 配食サービス事業者への支援
高齢者、障がい者が安心して在宅生活を継続できるよう、物価高騰の影響を受けている配食サービス事業者を支援する。
予算額:6,610千円
5 医療機関等への支援
物価高騰の影響を受けている保険医療機関及び保険薬局を支援し、地域医療体制の維持・継続を図る。
予算額:114,000千円
6 保育施設等への支援
教育・保育施設及び障がい児通所支援事業所を安心して利用できるよう、物価高騰の影響を受けている事業者を支援する。
予算額:40,050千円
7 販売農家への支援
肥料や農業資材等の物価高騰による農業経営への影響を緩和するため、農産物を販売する農業者を支援する。
予算額:10,002千円
8 公共交通事業者への支援
物価高騰等により経営に影響を受けながらも事業の継続に努める公共交通事業者を支援する。
予算額:19,418千円
9 水道料金基本料金の無償化
物価高騰の影響を受けている市民生活を支援するため、主に家庭用で使用されている口径(13・20・25ミリメートル)の水道使用者又は所有者を対象に、水道料金の基本料金を6か月間(令和8年4月から9月検針分まで)無償化する。
予算額:812,976千円(債務負担行為)