
株式会社ポプラ社は、小説『ペンション・ワケアッテ』(著・八木沢里志)を2026年2月18日(水)に発売いたします。
近年、読むと心が癒される「ヒーリング小説」が世界各国でトレンドとなっており、日本の小説が数多く翻訳されて読まれています。その中で、本作の著者である八木沢里志さんの『森崎書店の日々』(小学館)の英語版は、2024年英国のブリティッシュ・ブックアワードにノミネートされ、同年英国での翻訳小説売上ランキングでは第5位にランクイン。現在40ヵ国で翻訳が進行しており累計100万部を突破するなど、「ヒーリング小説の名手」として世界中から注目されている作家です。
そんな八木沢さんの10年ぶりの完全新作となる本作は、"訳アリ"のオーナーが経営していると噂のペンションが舞台。そこには、婚約破棄されたOLや、怒って老人ホームを飛び出した老婦人、スランプに陥る作家などさまざまな事情を抱えた人たちが訪れます。悲しみ、不安、怒り、焦り……ネガティブな感情を抱えていた彼らですが、「ペンション・ワケアッテ」でオーナー夫妻とご飯を食べたり、やり取りを重ねるうちに自然と心がほぐれて前を向けるようになります。
SNSなど見えない人とのつながりが注目されがちな昨今ですが、相手の温度感が伝わる距離で関わるからこそ得られる癒しや活力もあるはず。読後は人の温もりを感じて、相手にも自分にも優しくなれる物語です!
本作も発売前からすでに4~5か国で翻訳が決定しており、世界中から期待を集めている作品です。
あらすじ
人生はずっと続くから。
つかの間の休息を。
山のふもとに立つ「ペンション・ワケアッテ」。タクシー運転手によると、「ワケアリ」のオーナーが経営しているらしい。不安や秘密を抱えながらペンションを訪れる人々だったが、大自然に囲まれた静けさの中、本当の自分の気持ちに気が付き、明日への一歩を踏み出していく。
あくせくした毎日からちょっとだけ抜け出し、「今」を生きる大切さを噛みしめたくなる、温かな連作短編集。
書店員さんからも感動の声がぞくぞく届きました!
読んでいて「覚えておきたい!」と思った言葉がたくさんありました。心が優しく包み込まれような安心感。読めば読むほど体と心に力がみなぎってくる物語です。
わたしも疲れたときにはまたペンション・ワケアッテに帰ってきたいです。
くまざわ書店 西新井店 塩 里依子
本当に一番大事なのは、自分の声を聞くこと。その言葉にハッとしました。
自分自身年をとるごとに、間違えたくないと思うようになっていると感じます。人から、社会から見て正解の行動をしたい。でもそれってすごく疲れる。
間違えてもやり直せる、許し合えるこころの余白を持つこと。
この本で内省の旅のヒントをもらえて、とても癒されました。
紀伊國屋書店 高槻阪急スクエア店 北辻 祥子
こんな心安らぐ場所があれば、私だってすぐに行ってしまうだろうと羨望の念を抱かせるほど、ペンションワケアッテは魅力的。
美味しいごはんも心地よい空間ももオーナー夫妻が醸し出す雰囲気も人柄も傷つき、荒んだ心を修復して余りある妙薬。
読者にも同じ効果があるようで、心がじんわり温かく、そしてなんだか清々しい気持ちがふんわりと立ち現れる癒され度満点のエナジーブック!
六本松 蔦屋書店 峯 多美子
著者プロフィール
八木沢里志(やぎさわ・さとし)1977年千葉県生まれ。日本大学芸術学部卒業。『森崎書店の日々』(小学館)でデビュー。同作品は映画化され、『続・森崎書店の日々』も刊行。同シリーズは世界40ヵ国で翻訳が進行中で、英語版が2024年のブリティッシュ・ブックアワードにノミネートされた。そのほかの著書に「純喫茶トルンカ」シリーズ、『きみと暮らせば』(ともに徳間書店)がある。
<著者からのメッセージ>
この本を開く時間が、疲れた心を包むブランケットになれば嬉しいです。少々ワケアリの登場人物たちを、笑って励ます気持ちで書きました。「ペンション・ワケアッテ」が、あなたの心を温められますように。

書籍情報

タイトル:『ペンション・ワケアッテ』
著:八木沢里志
本体:1,980円(税込)
発売:2026年2月
書誌ページ>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008537.html
Amazon>>https://amzn.to/4aoeeUA